会員事務所の声

TKC基本業務を軌道に乗せ関与先に安心感を与えたい

2010.10.01  (1/2ページ) システム移行編

<所内体制構築編>
小倉幸二税理士事務所 小倉幸二(中国会広島支部)

小倉幸二会員事務所見学会でTKC会員事務所の業務品質の高さを目の当たりにして、TKC入会を決意したという小倉幸二会員。システム変更によって既存関与先のほとんどが入れ替わりながらも、小倉会員はTKC基本業務を関与先に定着させるための所内体制を着々と整えつつある。

会員事務所の業務水準に衝撃を受け即入会

 ──税理士になった動機を教えてください。

 小倉 私は鹿児島大学の工学部出身で、就職先ではハードディスクのモーター設計などを行っていました。そこの会社を1年くらいで辞め、鹿児島の実家が酒の販売をやっていたものですから、家を継いだ兄を手伝える仕事はないのかなと。そのとき、はじめて税理士という職業を意識しました。それで税理士の勉強をはじめたわけですが、実家の近くには当時そういう学校がなかったものですから、つてのあった広島に出て、会計事務所に勤務しながら勉強したということです。時間がかかりましたが税理士登録したのは平成10年、同じ年に独立して事務所を開業しました。

 ──開業後の事務所はどんな状態でしたか。

 小倉 開業から7年間はTKCではなく他社システムを使っていて、会計や申告業務を全部1人でやっていました。関与先件数は1番多いときで法人50件くらい。しかし年1の関与先ばかりでした。当然、巡回監査なんてできません。会計業務は関与先に任せっきり。決算時にササッと見て異常値だけチェックしておしまい。そのときの状況というのは、いわば「関与先のご用聞き」のようなものでした。
 とはいえ、社長のニーズは一体どこにあるのか探ろうと努めていたので、関与先によっては経営計画策定のお手伝いなども自分なりに工夫してやっていました。

 ──TKC入会は平成17年3月ですね。決め手は何だったのでしょう。

 小倉 ある日、広島SCGサービスセンターのSCG社員さんが事務所に来て、「小倉先生と同郷の鹿児島にすごい先生がいるから一緒に事務所見学をしませんか」と誘われました。2月の忙しい時期でしたが、広島から私を含めて税理士3人で古江浩先生の事務所をご訪問しました。
 そこで見た業務レベル(初期指導→巡回監査→月次決算→書面添付→電子申告)の業務フローの高さには衝撃を受けました。「本当に同じ税理士なのか」と自分が恥ずかしくもなりました。それまでもいろいろな会合で同席したTKC会員に入会を勧められることがありましたが、当時はだいぶ天狗になっていましたから、まったく聞く耳を持ちませんでした。しかし、このときばかりは「本当は税理士として関与先に安心感を与えなければならないのに、総勘定元帳だけしかチェックしないような仕事しかしていなかった」と、猛省しました。古江先生からも「今のままでは訴訟の種を捲いているようなものだよ」と指摘され、全くその通りだなと。
 それではじめてTKCのことを本気で考えましたが、同日の懇親会の場で、思わず「TKCに入ります!」と宣言してしまいました(笑)。

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