会長メッセージ

 TKC城北東京会は、豊島区、板橋区、練馬区、北区、そして荒川区の5区に開業する税理士(税理士法人を含む)・公認会計士のグループです。

 TKC城北東京会会員は、新型コロナウイルスによる経済危機の中、中小企業の親身の相談相手として経営者に寄り添い、以下の活動を展開しております。

1.資金繰り対策を要する関与先に対する正確かつ迅速な情報発信
 TKCが提供する行政や金融機関の中小企業支援策、関与先支援ツール等をまとめた「新型コロナウイルス緊急資金繰り対策コーナー」のWebサイトを駆使し、刻々と変わるコロナ関連支援策の最新情報を発信しています。

2.会計事務所経営の見直しと対応
 この未曾有の危機を「会計事務所経営を見直す機会」ととらえ、OMS モバイルやWeb 会議等を利用した職員のテレワーク対応や、オンデマンド研修を活用した専門的知識の習得に励んでいます。

3.決算書の信頼性を高め社会に役立てる活動
 関与先を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録をチェックする巡回監査とそれを証明する記帳適時性証明書、中小企業会計要領チェックリスト、中小企業の決算の信頼性を確認する唯一法的根拠を持った書面添付制度の活用により、決算書の信頼性向上に努めています。また、リモート環境において、関与先、会計事務所の双方が、いち早く業績を把握することができる「TKC方式の自計化」を進めるともに、電子申告とほぼ同時に決算書等のデータを金融機関に提供する「TKCモニタリング情報サービス(MIS)」を利用して、中小企業金融の「情報の非対称性」の縮減を図り、金融機関との連携強化を加速化させていきます。

4.認定経営革新等支援機関としての役割を果たす
 関与先の親身の相談相手として経営者の不安を解消し、これからの方向性を一緒に考える立場をとりながら、認定経営革新等支援機関として、企業の財務内容や経営状況を分析し、事業計画等の策定、実施に係る指導及び助言を行っています。

5.「社会の納得」を得るために
 「税務・会計・保証・経営助言」の4大業務を実践し、税理士の職域防衛・運命打開に積極的に取り組んでいきます。これらの活動を社会に浸透させるために、同じ目的を持った一定数の会員組織とするため、TKC城北東京会では会員300名体制の早期実現を目指し活動しています。

 今後の城北東京会の動きにどうぞご注目ください。

本間正樹

TKC城北東京会
会長 本間正樹