事務所総合力強化プロジェクト主催「経営助言職員勉強会」を開催しました

　平成28年12月2日、登録会館（京都市中京区）において、TKC近畿京滋会事務所総合力強化プロジェクト主催の「経営助言」職員勉強会（第1回）が開催されました。

　事務所総合力強化プロジェクトでは、昨年2月、「キックオフ研修会」として原田伸宏会員(TKC関東信越会)を講師に招き、「リアルタイムで経営数値をつかむ」、「月次経営チェックノート」に基づく、巡回監査担当者が行う経営助言の手法を学びました。

　9月、10月には、その内容をさらに深掘りし、経営助言を事務所の標準業務とするための「経営助言」基礎研修を開催しました。

　「経営助言」職員勉強会は、その継続研修として、「経営助言」の実践状況の確認と実践ノウハウ習得のため、グループディスカッションを中心に、3か月に1度の3回シリーズで開催を企画しています。実践事例を共有するとともに、自ら発表し、他者の意見を聴くことにより実践スキルを磨くことを目的としています。

中崎靖浩氏

　12月2日、「経営助言」勉強会の第1回を開催しました。システム専任講師の中崎靖浩氏（汐瀬雅彦税理士事務所）による「月次経営チェックノート」を活用した経営助言の実践事例発表の後、グループディスカッションが行われ、「月次経営チェックノート」を実際に使ってみての疑問点、感想をはじめ、関与先企業経営者の反応、発見できた経営課題とその解決策、今後の活用方法等が議論されました。グループディスカッション後、各グループの代表者から討議結果の発表が行われるとともに、事務所総合力強化プロジェクト会員からのアドバイスがありました。

　当日は、24事務所59名の職員が参加し、「他の事務所の取り組み、成功事例、失敗事例など情報交換ができ、大変参考になった。」「今後、『月次経営チェックノート』をコミュニケーションツールとして使っていきたい。」等の意見が多く聞かれました。

　第2回は、平成29年3月23日、第3回は、平成29年6月7日に開催されます。

　3回シリーズですが、個別での申し込みも可能です。是非ご参加ください。

　TKC近畿京滋会では、会計事務所の職員を対象とした研修会、勉強会を開催しております。ご関心のある方は、TKC近畿京滋会事務局までお問合せください。

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