決算処理

財務諸表 全般について(4)

【質問】
平成16年10月に公表された、公益法人会計基準の中の"財務諸表の科目"と、平成20年4月に公表された、「公益法人会計基準」の運用指針の中の"財務諸表の科目"とを比較したところ、次の箇所が変更されているのですが、その理由は何でしょうか。

  1. 特定資産の中科目から"減価償却引当資産"が除外されている。
  2. 事業費の中科目に"有価証券運用損"が追加され、管理費の中科目から"有価証券運用損"が除外されている。
  3. 管理費の次に"基本財産評価損益等"、"特定資産評価損益等"、"投資有価証券評価損益等"が追加されているが、"○○評価益"として"雑収益"の次に表記したり、"○○評価損"として"管理費"の次に表記する必要はないか。
  4. 経常外収益の大科目および中科目から"基本財産評価益"が除外、経常外費用の大科目および中科目から"基本財産評価損"が除外されている。

【回答】

  1. 制度改革関連3法の施行に伴い、特定資産において○○積立資産(○○事業の資産取得資金)という保有・管理をすることが今後予定されるためと考えられます。
  2. 管理費は法人会計から生じる管理費用という考え方になるためと考えられます。
  3. 及び4.
    一般正味財産を財源とする投資有価証券は、運用形態が基本財産、特定資産又はその他の投資有価証券のどれであっても、その評価損益(時価法を適用した場合の評価損益)及び売却損益は一般正味財産増減の部に記載されることになり、具体的には、その他の経常収益及び経常費用と区分して記載するものとされました(公益法人会計基準注解16)。

※当Q&Aの内容は、個別の質問に対する回答であり、TKC全国会公益法人経営研究会及び株式会社TKCは、当Q&Aを参考にして発生した不利益や問題について何ら責任を負うものではありません。

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