決算処理

債券について(3)

【質問】
現在当基金では基本財産を「県債」として預け入れております。取得原価方法を採用しております。元本割れはしないのですが、3年に一度利率の見直しがあります。
そういった基本財産の場合の取扱い(正味財産、決算時の扱い等)はどのようになるのでしょうか。

【回答】
満期保有目的の債券であれば、債券金額とその取得価額との間に差異が生じている場合で、その差額が金利調整分と認められる場合には償却原価法に基づいて評価を行います。ただしその差額金額に重要性がない場合には、償却原価法を適用せず、取得価額をもって貸借対照表価額とすることができます。また、満期保有目的でなく保有している債券の場合には、市場価格があれば市場価格にて評価し、市場価格がないものは取得価額をもって貸借対照表価額とすることになります。従って、満期保有目的の債券であれば、償還時の差損益は生じず、満期保有目的以外でかつ市場価格がない債券の場合には、償還時に額面と帳簿価額との間に差額が生じることになります。この差額については、有価証券運用損益勘定で調整することになろうかと思われます。

※当Q&Aの内容は、個別の質問に対する回答であり、TKC全国会公益法人経営研究会及び株式会社TKCは、当Q&Aを参考にして発生した不利益や問題について何ら責任を負うものではありません。

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