掲載日:2011.06.24

環境省

環境省「企業の環境情報開示のあり方について」を公表

 平成23年6月23日(木)、環境省ホームページで「「企業の環境情報開示のあり方に関する検討委員会」中間報告の取りまとめについて(お知らせ)」が公表されました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13917

 今回公表された中間報告は、「企業の環境情報開示のあり方について~強固で持続可能な社会に向けた環境情報開示~(中間報告)」です。この中間報告には、「環境に係る財務情報」が含まれています。
http://www.env.go.jp/policy/env-disc/com/interim_report.pdf

 中間報告では、現行の環境報告ガイドラインの考え方を基本として、将来の環境経営の方向性、投資家等による環境情報の開示要請を考慮に入れた上、企業の環境情報の開示のあり方について次の順序で検討した、とのことです。また、環境経営や環境情報の利用を促進するための施策等について検討した結果も記載、とのことです。

  1. 10年後の将来を見据えた環境経営の方向性
  2. 環境経営の促進に貢献すべき環境金融の役割と金融の視点
  3. 環境と経済の好循環を促進できるような環境情報開示の枠組み
  4. 環境経営、環境情報開示等の促進策

  今後は、企業の環境配慮行動を促進し、同時に我が国の経済競争力をさらに高めるため、環境報告ガイドライン等の改訂や促進策の具体的な検討を進めていくことを予定している、とのことです。

以上

  
国税・地方税キャッシュレス納付セミナー2024
グループ経営における税務マネジメント取り組み事例発表セミナー

TKCエクスプレスの最新トピック