1997年4月号Vol.3

【わがまち・わがむら・わが自慢】芸術と文化の香る街

茨城県笠間市 小嶋敏子

 笠間市は茨城県のほぼ中央に位置し、東京から90キロ、水戸市からは25キロ、周囲を丘陵に囲まれた緑豊かな地方都市です。

 古くから笠間稲荷の門前町として栄え、年間300万人以上の観光客が訪れる県内屈指の観光地としても知られています。特に春のつつじ祭りの期間には、3万5000株の花が一斉に咲き競い、訪れる人びとをやさしく迎えてくれます。

 また、この期間は、陶炎祭など多くのイベントが開催され、笠間市が一番賑わう季節といえます。芸術の森公園で開かれる陶炎祭では、笠間焼の作家がテントで即席の店を出し、自慢の作品を販売します。そのテントがどれもユニークなものばかりで、一見の価値あるお奨めコースです。

 この笠間焼は、平成4年度に通産省の伝統的工芸品の指定を受け、同じく6年度には、松井康成氏が人間国宝に指定されるなど、ここ数年、芸術的な面からも関心が高まっています。

 さて、笠間市には、笠間稲荷神社のほかにも、縁結びと大黒様で知られる出雲大社常陸分社や、親鸞ゆかりの地である西念寺など神社仏閣も多く、全国から熱心な参詣者が訪れています。

 芸術の街・笠間では、このほか笠間日動美術館や、北大路魯山人の住居を北鎌倉から移築した春風萬里荘などが見所。地方の美術館としては内容の充実した催し物も多く、全国のファンが年間を通して訪れ、笠間を訪れる観光客として新しい層を拡げつつあります。

 どの季節も味わい深い笠間市。ぜひ一度お越し下さい。

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