1997年7月号Vol.4

【TKCサポート情報】どうすればいいの2000年問題!?

2000年まであと2年半。新聞や雑誌、テレビなどでコンピュータの『西暦2000年問題』が頻繁に取り上げられるようになりました。市町村にとっても一番気になる問題のようです。そこで、TKCに寄せられたご質問を分かりやすくまとめてみました。

Q1.西暦2000年問題とは何ですか?

A)コンピュータが西暦2000年以降の日付処理を誤認することをいいます。1990年以前に開発されたプログラムは、年数を取り扱う時に西暦の下2桁で記載するのが一般的でした。このため2000年になると“00”となり、コンピュータが1900年と勘違いすることでミスが生じます。また、2000年は閏年ですが、コンピュータやOSの日付は正しくてもアプリケーション側が間違えていると、2月28日の翌日は3月1日と処理してしまうこともあります。

Q2.いま使っているすべてのコンピュータとプログラムが使えなくなるのですか?

A)一般的に1996年以降に製造されたコンピュータは、そのままお使いいただけます。それ以前の機種については、①一部改良で本体はそのまま使用できる、②2000年対応が可能な機種に入れ替える、の2つのケースに分かれます。これらの機種が混在するケースも少なくないと思われますので確認されることをお勧めします。アプリケーション、およびプログラムについては元号が昭和から平成になった時点で4桁対応に改良されたものが多いようです。ただ、会社によって対応が異なり、また特にユーザーが独自プログラムを開発しているような場合は、どこでどんな障害が起こるか予測できません。これを機会に総点検をお勧めします。

Q3.必ず対応しなければいけないのでしょうか?

A)特に市町村の業務では、年齢計算など多くのプログラムが日付をもとに処理されています。また、コンピュータはもともと「人間の命令通りに忠実に働く僕」であり、言い換えれば「命令されないことはやらない」ものなのです。このため処理の途中でプログラムが日付を誤認した途端に処理を中止する、あるいはコンピュータ自体が混乱して動かなくなる可能性もあります。

Q4.いますぐに対応しなくても間に合うのでは?

A)すべてのコンピュータとソフトのチェック作業には膨大な時間がかかることが予想されます。また、業務によっては2000年よりも前に2000年の日付を持ったデータが発生します。すぐにでも取りかからなければ間に合わないでしょう。

Q5.TKCではどんな対応をするのですか?

A)C/S版である『TASKマスターシリーズ』については何ら問題はありません。TASKマスターシリーズは、2000年問題に限らず今後導入が予定されている個人コードの10桁化や新郵便番号制度などへの対応も十分に考慮して開発されていますので、安心してお使いいただけます。

 TKCの提供しているシステムで対象となるのは、大別してオフコン用の庁内用OAシステム(TASK/DBサーバの住記・税・財務システム他)とセンター処理システム(大量一括処理の全システム)の2種類で、基本的には4桁へ改良します。平成9年度中に完了する予定ですが、一部は来年度までかかる見込みです。また、OSではWindowsNT4.0は対応済ですが、その他のOSとパッケージソフト(一太郎、Excel)についてはメーカーに確認の上、対応方法を別途ご連絡いたします。

※掲載の内容、および当社製品の機能、サービス内容などは、取材当時のものです。

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