1998年1月号Vol.6

【TKCサポート情報】ヘルプデスクから
システム110番 ヘルプデスクサービス開始

 TKCでは、総合行政情報システム『TASKマスターシリーズ』の導入団体の増加に対応して、これまでにも各種ユーザー支援に取り組んできました。

 毎日の業務で発生するユーザーの“困った”に的確に対応するためには、定期的な巡回訪問だけではなかなか困難です。特にC/Sシステムの場合、トラブルの原因がハードウェアの問題なのか、ソフトウェア側の問題なのか、LANの問題なのか、あるいは他に原因があるのか、判断しづらい部分があります。この場合は、システム専門家による原因分析が必要となります。

 そこで、TASKシリーズをご利用いただいている市町村に、より迅速なサポートをご提供するため、新たにOAシステムに関する「ヘルプデスク」と、それを支援する「センターシステムの問い合わせ窓口」を開設いたしました。

 お問い合わせの内容によって、担当窓口が異なりますので、本ページを保管していただき、困ったときにぜひご活用下さい。

担当窓口
1.OAシステム
 市町村情報化支援部
 ヘルプデスク課
2.センターシステム
 電算室システム運用課

OAシステムはお任せ下さい

 ヘルプデスク課では、いただいたご質問をハードウェアとソフトウェアに切り分け、それぞれの専門担当者と連携してスピーディーに問題を解決します。

 特にハードウェアの障害については、必要に応じて保守担当者を現地に派遣する対応も行います。

 ヘルプデスク課で担当する主な内容は以下の通りです。これに付随するご質問はこちらへお問い合わせください。

1.ハードウェアのトラブルに関するご質問
 ・サーバが立ち上がらない時
 ・プリンターが紙づまりを起こした時など

2.ソフトウェアの操作に関するご質問
 ・住民情報C/Sシステム
 ・税務情報C/Sシステム
 ・財務情報C/Sシステム
 ・戸籍システム
 ・水道料金システム
 ・その他の各種サブシステムの画面照会・データ更新処理の操作方法や作表の仕方について

3.その他
 ・一太郎とEXCELについての基本的なご質問

□お問い合せの際のお願い
 お問い合わせの際には以下についてお知らせいただくと、より速やかな対応が可能です。
 1.ご利用システムの名称
 2.画面の状況と表示されているエラーメッセージ
 3.その他、OA機器の障害については、機器の名称をあらかじめ確認ください

(市町村情報化支援部ヘルプデスク課・平賀正仁)

センターシステムはお任せ下さい

 システム運用課で担当する主な内容は以下の通りです。これに付随するご質問はこちらへお問い合わせください。

1.ホストシステム全般に関するご質問
 ・データ記入に関する内容
 ・問診票の内容
 ・電算処理指示書の記入方法
 ・データ送付日や納品日の確認

2.各システムの帳表全般に関するご質問
 ・帳表や封筒の注文
 ・印刷校正、用紙在庫の確認

□お問い合せの際のお願い
 お問い合わせの際には以下についてお知らせいただくと、より速やかな対応が可能です。
 1.ご利用システムの名称
 2.ご利用システムの処理内容
 3.具体的なデータの種類や帳表の名称

(電算室・大沼 誠)

情報化支援部から
総合行政情報システムを安心して使うために…

システム運用のポイント

 総合行政情報システムを円滑に活用するためには、セキュリティ対策が重要です。

 データベースへの不正なアクセスやデータの漏洩、改竄から、システムを保護するためには、以下の3つのポイントがあります。

1.データベースへのアクセスの制限(照会・削除・追加・更新)
 ①ネットワークへの接続の制限
 ②データ利用者の制限
 ③利用ファイルの制限

2.コンピュータウイルスの侵入防止
 ①すべてのパソコンにウイルス対策ソフトの搭載が必要
 *TKCではウイルス対策プログラムの提供を開始しました

3.データ保護
 以下の三重のデータ保護がベストです。
 ①サーバ上のデータ二重化
  ハードディスクの障害で起こるトラブルの防止
 ②データのバックアップ
  サーバの障害で起こるトラブルの防止
 ③TKCでのデータ保管
  地域災害などで起こるトラブルの防止

バックアップの重要性

 いま、ご利用いただいているコンピュータシステムは、基本ソフトやTASKマスターの機能によって、利用者やファイルに対するアクセス権限が制限できるようになっています。しかし、ハードウェアは万全ではありません。不慮の事態に備えてハードディスクのバックアップが重要となっています。

 現実に、このバックアップ作業を実施しなかったことによるトラブルが発生しています。

 あるケースでは、バックアップを怠ったために、障害を起こしたハードディスクを製造メーカーに持ち込んで復旧を試みるという騒ぎとなりました。この場合は、運良くデータを復旧させることができましたが、復旧するまでの4日間、業務が停止しました。

 また、もう1つのケースでは、バックアップ用の媒体が〈書き込み禁止〉になっていたことに気づかないまま、バックアップしたつもりでいたということがありました。この事例ではデータの復旧ができず、1週間かけてデータを再入力し直すという事態に陥ったのです。

 総合行政情報システムは、社会性の高いシステムです。コンピュータを止めないことは大切ですが、万が一の場合を考えておくことも必要です。バックアップの重要性をご理解いただき、ぜひ、確実なバックアップの実施と体制作りをお願いします。

(市町村情報化支援部・熊倉敬)

特別レポート
◆「福祉システム研究会」の紹介にかえて

西那須野町役場 福祉部福祉課兼健康長寿センター建設準備室 課長兼室長 松下 昇

 突然ですが、パソコンの世界で「ドラえもんのポケット」型と「パンドラの箱」型の2種類のウイルスに冒されたおじさん達が、あなたの周りにウヨウヨと徘徊しているのを知っていますか。

 これを病態別に分類すると、前者は「ドラちゃん症候群」といい、何でもできるロボットでも1台買ったかのように、人員減や「何だこんなもの、パソコンがあれば簡単に直ぐにできるはずだろう」などといっては若者を困らせる癖があります。

 一方、近年、発病例が多く、一部で社会問題になっているのは、時代に遅れちゃならないと強迫観念に襲われつつ、無理にキーボードの前に座り、虫ピンで刺された蛾の標本のようになっている「パンちゃん症候群」です。彼らは、変な箱から悪霊が飛び出してくると洗脳されていたり、変なプライドがあって若者に尋ねられないというのが大きな特徴です。

 両方の特色を持った「ドラパン合併症」患者もしっかり生息していて、実はここだけの話、僕も罹患していて地下組織の一味に加わっています。

 枕が長くなりましたが、実は「福祉システム研究会」の発足も「ドラパン合併症」の僕とTKCの小林薫専務が「コンピュータの現状と将来展望」という格調高い(?)茶飲み話をしたのが元だったかもしれません。「今はもうC/Sの時代でね…」と小林専務。僕、「ええと、CPUは中央演算装置のことだし、SCSIというのをこの前やっと覚えたけど…。C/S? 何かよく知らないけどここは判った振りをしちゃおう」「福祉って法律や制度が複雑で、なかなか接客に苦労するんですよ。特に人事異動なんかで新人が来たときなどは、サービスレベルがガクンと落ちてしまって、お客様に迷惑がかからないかと心配しているんですよ。簡単でいいシステムを研究してくださいよ」といったのに対して、TKCがちゃんと受け止めてくれた結果が「福祉システム研究会」なのでした。

 ただし、誤解のないようにいっておきますが、僕以外のメンバーはコンピュータや福祉制度に精通している優秀な人材が揃っています。構成メンバーは、栃木県今市市、真岡市、壬生町、高根沢町、西那須野町、埼玉県庄和町で、先進団体を視察調査したりフリートーキングを中心とする会議を会場持ち回り方式で行っています。

 詳しい活動内容や成果は、別の機会にお知らせできればいいなと思っていますが、福祉制度が根本的なところから変わろうとしている現在、拙速に陥らず、でも第一線にたつ各市町村職員が信頼し役に立つシステム開発ができるよう切に願いつつ、知恵を絞って議論していきます。

※掲載の内容、および当社製品の機能、サービス内容などは、取材当時のものです。

※掲載団体様への直接のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。

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