1998年7月号Vol.8
【わがまち・わがむら・わが自慢】水と緑とロマンの町奥久慈 やすらぎの里
茨城県大子町 吉原照夫
茨城県の最北西部で、北は福島県・西は栃木県に接し、首都圏からは130キロに位置する大子町。町の80%が八溝山系の山々からなり、町全体が奥久慈県立自然公園の中にあるという自然豊かな美しい町です。
日本三大瀑布の一つ袋田の滝、県内最高峰の八溝山、鮎釣りで知られる清流・久慈川、県内唯一の温泉郷である大子・袋田・湯沢温泉などの名所を擁し、こんにゃく、茶、りんご、わさび、ゆば、そば等の特産品を持つ大子町は年間160万人の人々が訪れ、県内観光の拠点としても大きな役割を果たしています。
さて、大子町では地域振興を図るため各種活性化施策を積極的に展開しています。特に平成6年に開設した大子温泉保養センター「森林の温泉」や平成7年にオープンした「奥久慈茶の里公園」が好評で、地域振興の核に位置づけられています。
また今年は温泉プール「フォレスパだいご」、地元特産品として研究開発されたおやきを製造販売する「大子おやき学校」、「道の駅・奥久慈だいご」がそれぞれオープン。さらに平成12年には四つ星に格付けされる温泉つきオートキャンプ場や、観光のための「ふれあい牧場」も完成する予定です。
「水と緑とロマンの町・奥久慈やすらぎの里・大子町」に、ぜひ一度お出かけください。
掲載:『新風』1998年7月号