1999年1月号Vol.10

【わがまち・わがむら・わが自慢】縄文村、そして嵯峨渓をゆく

宮城県鳴瀬町・鈴木吉夫

 鳴瀬町は、宮城県東部にあって太平洋に面し、海、山、川のそれぞれがあって自然環境に恵まれている町です。

 日本三景・松島に接する奧松島は、松島湾最大の島・宮戸から野蒜海岸までの一帯をさし、入り組んだ浦々、花魁島、めがね島、黒島など大小さまざまな島からなるすぐれた自然景観があります。宮戸地区の中央にある大高森は、松島四大観の一つとされ、頂上からは松島・奧松島はもちろん、蔵王、栗駒、石巻湾と金華山までの一大パノラマが広がり、近隣随一の景観を楽しむことができます。

 嵯峨渓は、太平洋の荒波と風雨に浸食された高さ50メートルもの断崖が、約2キロメートルにわたって続き、岩手県の猊鼻渓、大分県の耶馬渓とともに日本三大渓に数えられる絶景の渓谷美を誇っています。

 また、この宮戸には、国指定の史跡「里浜貝塚」があり、これは、面積では最大級の規模を誇っている縄文貝塚です。遺跡は縄文時代前期のものから、縄文晩期、弥生時代までのものが確認されていて、学術的にも非常に価値の高い遺跡として注目されています。この貝塚の価値を生かし、文化的な資産をアピールするために建設されたのが「奧松島縄文村」。歴史資料館、中庭美術館、交流館、石の広場からなる「縄文空間」は、いたるところに縄文時代のイメージが盛り込まれ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。ぜひ、一度は風光明媚な奧松島を訪ねてみてください。

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