1999年10月号Vol.13

【シリーズ介護保険】第3回 受給者管理システムが稼働開始!

要介護認定事務の流れについて

十月となり、要介護認定の申請受付が始まりました。そこで今回は受給者管理システムの核となる申請受付から認定までの流れをまとめます。

1.申請書の受付
 認定を受ける被保険者は、申請書を市町村に提出します。12年4月からは被保険者証を添えて申請します。申請は本人や家族のほか、居宅介護支援事業者や介護保険施設、社会保険労務士が代行できます。システムでは申請書記載内容を入力します。

2.訪問調査・主治医意見書
 市町村は、申請者の心身の状況について訪問調査します。この調査は居宅介護支援事業者に委託することも可能です。同時に申請者の主治医に意見書の提出を依頼します。主治医がいない場合は、市町村指定医に診断命令を指示します。システムでは調査員の登録やスケジュール管理、主治医意見書や診断命令書の作成を行います。

3.一次判定
 訪問調査の内容を厚生省認定ソフトに入力し、一次判定を行います。申請書の情報は事前にシステムから認定ソフトへ引き渡しておきます。

4.介護認定審査会
 市町村は、一次判定結果と主治医意見書を含む審査会資料を作成し審査会委員へ配布します。医師や福祉関係者など5人程度の保健医療福祉の専門家で構成される認定審査会により二次判定を行います。その際に必要なサービスについて意見を付記することができます。システムでは認定審査会の運営管理や審査会資料の作成を行います。

5.認定
 市町村は認定にあたり、審査会意見やサービスの種類指定があればその内容を記載した認定結果通知と被保険者証を申請者に送付します。審査会結果は認定ソフトに入力してからシステムへ引き渡します。システムでは通知作成を行うとともに、申請から30日以内に認定できるよう進捗管理チェックが行えます。この進捗管理は認定事務の中でも特に重要な作業といえます。(佐藤誠一)

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