2012年7月号Vol.87

【特集3】LGWANは自治体クラウドの生命線

 本誌新春号で、岡山県高度情報化顧問・新免國夫氏はクラウドの生命線であるネットワークについて「クラウドを安心して使うにはネットワーク上でいかにデータの機密性を保つのか、また不正アクセスやサイバー攻撃などの排除といった安全性の確保が重要だ。その点、クローズされた(自治体専用の)ネットワークであるLGWANは最善の策であろう」と発言されている。

 また、本特集で述べたように東日本大震災を契機とした“価値観の変化”から「業務継続性の確保」が重要なテーマとして浮上し、またクラウドの稼働に際しては「情報セキュリティポリシー」の見直しの必要性が求められている。

 財団法人地方自治情報センターでは、本年4月より第3次LGWANの運用を開始した。これは、LGWANバックボーン回線の増強や、従来の全国NOCから東日本・西日本POIへの変更が行われるもので、これによりLGWANの可用性が高まることが期待されている。万一障害が発生した場合でもメイン回線からバックアップ回線への瞬時切替、回線の復旧時間の短縮を実現し、POI設置によりアクセス回線が常時接続可能となる。

 併せて、クラウドの通信基盤としてLGWANを本格的に活用するためには、地域の情報通信基盤も含め、高いセキュリティ確保とさらなる高速化を図るなど、自治体クラウドの生命線として、より一層の対策が求められるだろう。

 さて、TKCは平成24年7月より第3次LGWANへ対応したデータセンターとして初めて、東日本・西日本POIへの同時接続を果たした。これにより「TKCクラウドサービス」で業務継続性の確保、機密性と可用性の向上などを実現している。“止まらないサービスの強化”に向け、TKCは今後もイノベーションに挑戦していく。

※NOC:Network Operation Center
POI:Point Of Interface
TKCクラウド基幹系システムでは、平成25年4月よりLGWANへ対応します。

※掲載の内容、および当社製品の機能、サービス内容などは、取材当時のものです。

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