金融機関との「中小企業の経営力強化」に向けた情報交換会を開催しました

　TKC関東信越会（埼玉3支部）では、平成27年3月4日（水）TKCさいたまSCGサービスセンターにおいて、「『中小企業の経営力強化』に向けた金融機関との情報交換会」を開催し、埼玉県内に本支店を持つ12の金融機関とTKC会員12名が参加のもと「経営改善計画策定支援事業」への取り組みにおける連携について情報交換を行いました。

　情報交換会は、TKC埼玉中央支部の大﨑美由紀支部長の挨拶で始まり、その後、中小企業再生支援全国本部の賀須井章人プロジェクトマネージャーより「中小企業再生における税理士への期待」と題した講演をいただきました。中小企業は黒字のところも含めて経営改善に取り組む必要があり、「経営改善計画策定支援事業」を通じて金融機関と顧問税理士が連携を図りながら計画策定のアドバイスやモニタリングを行い、きめの細かい支援を行うビジネスモデルを構築して欲しいとの要請をいただきました。

　埼玉県信用保証協会からは、経営支援施策や経営サポート会議の位置づけ等について発表いただき、続いて行われたTKC会員、金融機関の情報交換の場では、中小企業支援における忌憚のない意見交換が行われました。

　今回の情報交換会では、埼玉県内に本支店を持つ多くの金融機関（青木信用金庫、足利銀行、群馬銀行、埼玉縣信用金庫、埼玉信用組合、埼玉りそな銀行、東和銀行、栃木銀行、日本政策金融公庫、八十二銀行、飯能信用金庫、武蔵野銀行）に参加いただき、大変有意義な情報交換が行われました。