金融機関向け事務所見学会を開催しました

　TKC近畿大阪会は、平成27年2月3日に税理士法人カインズで金融機関向けTKC会員事務所見学会を開催しました。

　見学会では、北秋勝己会員（TKC近畿大阪会会長・税理士）と監査担当職員から、TKC会員会計事務所が実践しているTKCシステムを活用した関与先指導（月次巡回監査、経営計画策定支援、書面添付等）について、デモデータに基づき説明しました。

　当見学会には、池田泉州銀行の本部から2名、堂島支店、豊中支店から支店長2名が、TKC近畿大阪会・近畿京滋会から会員5名、監査担当職員2名が参加されました。池田泉州銀行参加者からは、「関与先の成長発展を支えるシステムが充実している。」「月次巡回監査と記帳適時性証明書、書面添付により適時に正確な月次・決算資料ができていることがよく分かりました。」等の声を頂戴しています。

　TKC近畿大阪会では、金融機関が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関の方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。

※巡回監査とは、関与先を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、網羅性を確かめ、かつ指導することです。

※書面添付とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化したものです。

※記帳適時性証明書とは、中小企業の円滑な資金調達を支援するため、会計帳簿と決算書、法人税申告書の作成に関する適時性と計算の正確性を第三者である株式会社TKCが証明する書類です。