税理士・公認会計士のご紹介

相続対策・遺産整理

財産の棚卸しから

財産の棚卸しを行った後に、まず何を検証すればよいのですか。

ポイント

まず納税資金の過不足を検証し、資金不足が予想される場合には、その対策を実行するようにします。

財産の棚卸をして、真っ先に確認すべきことは、相続税は財産課税であることから、相続税の納税で相続人が困ることにならないかをチェックすることです。国税庁が公表している平成29年度の相続税の統計年報によれば、日本の資産家の所有する財産の42.3%は不動産で、現預金の割合はわずか31.7%程度しかありません。相続税の最高税率が55%であることからそれなりの資産家の相続人のほとんどのケース、相続税の納税資金に困る事例が多いのが現状です。 また、所有する不動産は推定被相続人が先祖から相続等により取得したもので、新たに取得した不動産は少ないケースが大半と思われます。そのため、「家の財産」である不動産を次の世代に承継していく義務を履行するため、日夜ご苦労されているのが現状ではないでしょうか。そこで、大切な不動産をより多く次の世代へ承継していくために、生命保険を上手に活用することが大切です。相続税は死亡して初めて課税されることとなり、生命保険金も死亡により現金で保険金を受領することができます。生命保険を上手に活用すれば、少ない資金で大きな納税資金を確保することも可能で、そのことで大切な先祖からの財産をより多く次の世代に承継していくことができます。相続税の納税資金対策として生命保険の活用をする場合、➀終身保険で、➁相続税の非課税額(法定相続人一人当たり500万円)以上を確保し、➂相続税の非課税額を超える生命保険については、契約者と受取人を相続人とする一時所得型の保険契約形態とするなどがポイントです。