千葉銀行とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました

　令和2年6月12日(金)、千葉銀行本店に於いて、千葉銀行とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました。当日は千葉銀行の稲村幸仁取締役副頭取並びに同行幹部とTKC千葉会の美保会長はじめとする執行部会員との面談が行われ、コロナ禍における地域中小企業の資金繰り対策支援や今後の連携活動について意見交換を行いました。

[出席者]
　千葉銀行
　　稲村幸仁取締役副頭取
　　篠崎忠義取締役専務執行役員　営業本部長
　　淡路睦執行役員法人営業部長
　TKC千葉会
　　美保哲夫会長
　　知念直美総務委員長
　　氏原崇中小企業支援委員長

　TKC千葉会からはコロナ禍における申告・納税関係への影響やTKC会員による関与先企業への情報提供、資金繰り支援の取り組み内容等について説明しました。千葉銀行からは、コロナ関連の融資実行額や顧客支援体制について具体的に説明いただきました。また、「このような情勢下、決算書の信頼性が高ければスピーディーに融資判断ができます。その点に気付かれた企業様も多いと思います。TKCの先生方は月次巡回監査を通じて企業の月次試算表の作成を支援されています。そして、TKCモニタリング情報サービス（MIS）により信頼性の高い決算書等がタイムリーに提供され役立っています。今後はMISによる試算表・決算書の提供数をさらに増やしていただきたいと考えています」とお話しがありました。

　今後は、これまで開催した勉強会や行員向け研修会、母店行単位の情報交換会の再開を検討することとしました。さらに、コロナの影響で業務の在り方が見直される中、融資相談やモニタリング等においてWeb会議等のデジタルツールを活用した新しい顧客対話についても相互に協力し、取り組むことを確認しました。

　TKC千葉会では、金融機関との連携により、中小企業の財務経営力・資金調達力の強化を支援しています。