掲載日:2020.12.08

金融機関との連携活動

千葉信用金庫とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました

集合写真

 令和2年10月13日(火)、千葉信用金庫本店に於いて、千葉信用金庫とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました。当日は千葉信用金庫の宮澤英男理事長並びに同金庫幹部とTKC千葉会の美保会長はじめとする執行部会員との面談が行われ、コロナ禍における地域中小企業の資金繰り対策支援や今後の連携活動について意見交換を行いました。

[出席者]
 千葉信用金庫
   宮澤英男理事長
   保科和彦常務理事
   松田辰夫常勤理事
   秋葉浩二融資部長
 TKC千葉会
   美保哲夫会長
   知念直美総務委員長
   氏原崇中小企業支援委員長

 TKC千葉会からはコロナ禍における申告・納税関係への影響やTKC会員による関与先企業への情報提供、資金繰り支援の取り組み内容、令和2事務年度金融行政方針を踏まえた活動計画等について説明しました。

 千葉信用金庫側からは、コロナ関連の融資実行状況や各支店での事業者支援について具体的にお示しいただきました。「現在は今まで以上にお客様を支援できるように、こまめに訪問して財務諸表以外の定性的な情報の収集や課題解決等でご支援できることはないか確認している状況である」とのことでした。また、「TKCモニタリング情報サービス(MIS)は他と違い、決算後すぐに届くので役立っています。TKCの月次決算報告シートでは一表で売上や貸出金・預金等の3年の推移が確認できるので注目しています。期中に融資案件があがるケースも多いですが、MISはタイムリーに確認できるのでとても役立ちます。税務署へ電子申告したデータが届くので信頼性も高く、定量・定性分析にも活用できると考えています。今後はMISによる試算表・決算書の提供数をさらに増やしていただきたいと考えています」とお話しがありました。

 宮澤理事長より「これまでは融資を通した地域貢献が中心でしたが、金融にサービスを付加する必要があると考えています。TKC千葉会は405事業等、一定の成果を上げている団体だと認識しています。事業承継や経営改善等、さらなる連携強化を期待しています。」とお話しいただきました。

 金融機関にできることと、税理士(TKC会員)にできることのミックスアップを図り、地域の中小企業のベストソリューションの創造に向けて、今後も継続して相互に協力し取り組むことを確認しました。

 TKC千葉会では、金融機関との連携により、中小企業の財務経営力・資金調達力の強化を支援しています。

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