掲載日:2023.01.13

金融機関との連携活動

京葉銀行とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました

対談風景

 令和4年11月22日(火)、京葉銀行本部に於いて、京葉銀行とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました。当日は京葉銀行の熊谷俊行 取締役頭取並びに同行幹部とTKC千葉会の加藤武人会長はじめとする執行部会員との対談が行われ、税理士と営業店との接点を増やしお客様に多角的なアプローチができる関係づくりや「TKCモニタリング情報サービス(MIS)」を活用した地域中小企業の資金繰り対策支援、ポストコロナ持続的発展計画事業(以下、ポスコロ事業)による中小企業の伴走支援、行職員向け勉強会・ブロック単位の情報交換会について意見交換を行いました。

[出席者]
 京葉銀行
  熊谷俊行取締役頭取
  國井智之常務執行役員
  吉田稔執行役員法人営業部長
  齊藤淳史融資部長
 TKC千葉会
  加藤武人会長
  美保哲夫最高顧問
  知念直美副会長
  寺島智成総務委員長

 TKC千葉会からは、コロナ禍におけるTKC会員による月次巡回監査を通じた関与先企業の適正申告と黒字化支援の取り組み内容等について説明しました。京葉銀行からは、TKCモニタリング情報サービス(MIS)について令和3年6月比で200社以上増えたことに触れられ、「届いたデータを翌日までに担当支店にフィードバックしており、書類回収の負担が軽減された分、ソリューションを検討する時間ができた。」「月次試算表提供サービスはゼロゼロ融資やコベナンツ融資の返済において有効であり、融資先へは決算書等提供サービスと併せて案内しており、まだまだ増やしていきたい」「DX化の推進にも役立っている」といった評価と期待の声をいただきました。

 書面添付についても「決算書の有効性を保証する制度であることを理解している。かつてブロック単位で勉強会を行っていたが、コロナ禍では交流事業が行えなくなってしまった。書面添付は税理士が命を懸けて取り組んでいるということを若い行員にも伝えられるよう啓蒙活動をしていきたい。書面添付制度を知り、行員の見識が高まれば、お客様のことをよく知ることに繋がる大事なことだ思う。」とのお話をいただきました。

 また、経営改善計画策定支援事業に関して「405事業については非常に力を入れて取り組んでおり、アフターコロナの『中小企業活性化パッケージNEXT』の支援メニューとしても当事業を位置付けているので、引き続き尽力していきたい」「ポスコロ事業については金融支援が伴わないが、TKC会員が中小企業の経営計画策定支援に取り組まれていることは経営者にとって振り返ることができる良い機会であり、事業再構築を支援するにもよいことと考えている。計画策定後のモニタリングをしっかり続けてお互いに協力しながら伴走支援に関わっていただきたい。」と話されました。

 最後にゼロゼロ融資の返済が本格的に始まっている中、地域中小企業の支援に向けて勉強会や情報交換会・懇談会等を通じて、会員と行員がお互いを知り理解を深める機会を増やすことを相互に協力して取り組むことが確認されました。

 TKC千葉会では、金融機関および商工会議所等が開催する研修・セミナーへの講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関等の方は、TKC千葉会事務局までお問合せください。

対談写真
集合写真1

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