掲載日:2023.02.22

金融機関との連携活動

館山信用金庫とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました

対談風景

 令和4年12月21日(水)、館山信用金庫本部に於いて、館山信用金庫とTKC千葉会との「トップ対談」を開催しました。当日は館山信用金庫の利田秀男理事長並びに同金庫幹部とTKC千葉会の加藤武人会長はじめとする執行部会員との面談が行われ、館山信用金庫・TKC会計人の取り組みを相互に紹介した後、地域中小零細企業の伴走支援、「TKCモニタリング情報サービス(以下、MIS)」の推進、金庫職員向け勉強会等の今後の連携活動について意見交換を行いました。

[出席者]
 館山信用金庫
  利田秀男 理事長
  渡邉文雄 専務理事
  富永剛実 常勤監事
  出川貴章 支援部長
 TKC千葉会
  加藤武人 会長
  美保哲夫 最高顧問
  知念直美 副会長
  早野喜良 会員

 TKC千葉会からはTKC全国会の事業目的や組織形態、コロナ禍におけるTKC会員による月次巡回監査を通じた関与先企業の適正申告と黒字化支援の取り組み内容等について説明しました。

 館山信用金庫からは経営理念と経営方針、持続的な成長・発展のビジネスモデル、営業エリアと地域の景況感等について解説いただきました。

 地域中小零細企業の伴走支援については「館山信金では現状は中小企業診断士との連携が主となっているが、顧客との関係構築ができている顧問税理士が経営計画策定に関わっていただくことで、実現可能性の高い計画書が可能になる。」とのお話しがあり、巡回監査と経営助言による伴走支援に関するTKC会計人の取り組み状況を説明すると共に、金融機関・税理士・中小企業診断士の三者で連携した取り組みを今後実施して行くことを確認しました。

 また、MISについては利用件数が少ない状況である中、金庫職員向け勉強会を実施したことによりMISへの理解も深められたので、今後は相互に協力して利用件数の増大を図ることも確認しました。

 今回初めてのトップ対談でしたが、利田理事長から「自利利他の理念は、信用金庫の相互扶助・共存共栄の考え方と非常に似ている。信用金庫制度は、ドイツの信用組合を見習って設立されており、現在ドイツの金融機関が税理士に大きな期待を寄せていることにも高い興味を持ちました。中小企業支援のために、信金と税理士の連携を高めていきたいと考えています。」とのお話がありました。

 今後の連携活動については、相互理解を深める有効な手段であることを踏まえ、積極的に金庫職員向けの勉強会や情報交換会を開催し関係強化を図ります。

 TKC千葉会では、金融機関および商工会議所等が開催する研修・セミナーへ講師を派遣しています。TKC会員の講師派遣を希望される金融機関等の方は、TKC千葉会事務局までお問合せください。

集合写真2
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