「令和3年度　TKC千葉会研修所開講式・特別研修会」を開催しました

　令和3年7月16日にオークラ千葉ホテルにて、「令和3年度　TKC千葉会研修所開講式・特別研修会」を開催しました。当日は会場とWeb配信のハイブリッド方式により実施し、会員並びに職員を含む総勢123名が参加しました。

　開講式では、横田和正研修所長から令和3年度千葉研修所の活動方針と活動計画が発表された後、巡回監査士試験に合格された職員に対して認定証と巡回監査士バッジの贈呈式を執り行いました。

　第二部の特別研修会では「書面添付に基づく意見聴取の拡充について」と題して石井肇氏（元国税庁担当官、税理士）に講演いただきました。
　石井肇氏は、平成14年の意見聴取制度を創設した際の国税庁の担当官として事務運営指針の作成に携わられた経験から「意見聴取は税理士と税務当局双方による積極的な意見交換の場であり、国税側の疑問点が解消されたら調査省略する制度です。ぜひ積極的に書面添付制度を活用していただきたい。」と繰り返し話されました。書面添付と意見聴取制度の理解を深めるうえで、たいへん意義深い研修となりました。

　第三部のパネルディスカッションでは「書面添付制度の活用～書面添付と意見聴取及び税務調査～」をテーマに、書面添付実践の取り組み事例や石井肇氏の特別研修会を受けて、我々税理士がどう行動すべきなのかを共有する場となりました。

[千葉会研修所開講式・特別研修会]

第一部

千葉研修所　活動方針発表　横田和正研修所長
「巡回監査士」認定証及びバッジの贈呈式

第二部

【特別研修会】
「書面添付に基づく『意見聴取制度』の拡充について」
講師：税理士 石井 肇氏

第三部

パネルディスカッション
「書面添付制度の活用～書面添付と意見聴取及び税務調査～」
コーディネーター：小髙正之書面添付推進委員長
パネラー　　　　：早野喜良会員（南総支部）
　　　　　　　　　佐藤栄作会員（京葉支部）
　　　　　　　　　藤井優貴会員（千葉支部）