TKC近畿京滋会　創立30周年記念「夏季大学」を開催しました

　令和4年6月29日、ホテルグランヴィア京都において、TKC近畿京滋会創立30周年を記念する「夏季大学」が開催され、記念式典、功労賞授与式に続き、記念講演、特別講演が盛大に開催されました。

　記念講演は坂本孝司TKC全国会会長から「未来に挑戦するTKC会計人」を演題に、TKC全国会会則前文をもとにした能動的な行動が「職業会計人の職域防衛と運命打開」に繋がること、悩みの克服なくして事務所体質の改善には至らないこと、そして「独立性堅持」とは納税者を正当に守ることであることを解説いただきました。

坂本孝司 TKC全国会会長

　特別講演は飯塚真規株式会社TKC代表取締役社長から「経理事務の大転換～インボイスへの対応と黒字決算への活かし方～」を演題に、「TKC経営指標（BAST）」分析から、TKC会員事務所の実施する翌月巡回監査回数が多く、FXシリーズ利用期間が長いほど優良企業の割合が高くなっていることが立証されたこと、インボイス制度への対応は、単なる制度対応だけでなく、取引先別の管理により管理会計が充実し、黒字決算を実現するための支援につながることを解説いただきました。

飯塚真規 株式会社TKC代表取締役社長

　当研修会はTKC会員ならびにスタッフ300名超、協定・提携・金融機関の総勢400名が集う盛大なイベントとなりました。