掲載日:2017.10.24

金融機関との連携活動

『捨てられる銀行と生き残る銀行』橋本卓典氏講演会

講演風景

橋本卓典氏

橋本卓典氏

 平成29年8月8日、ホテルモントレ京都において、共同通信社の記者で、『捨てられる銀行』の著者である橋本卓典氏を講師にお招きし、生涯研修を開催しました。

 全国の金融機関を取材されており、現場の情報に基づく講演は、大変説得力があり好評でした。

 金融行政の大転換により、今、金融機関が顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の方向性にあること、中小企業支援という範疇においては、顧客企業との「情報の非対称性」解消が最重要課題で、そのためには、金融機関と顧客企業そして顧問税理士との信頼関係が必要であること、「決算書の信頼性」の真価が問われる時代がようやく訪れようとしていることなどを講義いただきました。

 当日は、80名を超える税理士及び会計事務所職員が参加しました。
「情報の非対称性の解消には、TKCモニタリング情報サービスが有効な手段であると思います。」
「顧客と金融機関の信頼関係構築のためにも早期経営改善計画策定支援を実践します。」
「メガバンクの支店統廃合が今後進んでいくこと等、金融業界の『すでに起こった未来』を感じることができました。」などの感想がありました。

 TKC近畿京滋会では、職業会計人を対象とした生涯研修を実施しております。
 ご興味がある方は近畿京滋会事務局までお問合せください。

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