「平成28年度重要テーマ研修会（第1回）」を開催しました

　平成28年5月10日、ホテルボストンプラザ草津に於いて、「～マイナンバー・複数税率・クラウド会計・FinTech～　これらの変化に対応し、危機を突破する事務所経営戦略とは」というテーマのもと、「平成28年度重要テーマ研修会」を開催しました。

　第1部の講演では、小ケ内聡行会員（TKC九州会）より、「自計化による顧客サービスの強化」をテーマに、記帳代行から自計化に転換した実体験をもとに、顧客サービスの強化は自計化推進がカギであること、自計化推進により、関与先企業はもとより事務所全体が良い方向へ変わっていったことなどをお話しいただきました。

　第2部の講演では、佐藤栄作会員（TKC千葉会）より、「事務所総合力強化による月次サービスの向上」をテーマに、価格競争に負けない月次サービス向上の方法を、実体験に基づきお話しいただきました。

　記帳代行業務のこれからのライバルは異業種となり、価格競争が避けられなくなる。価格競争に負けない体制、それがTKC会計人のビジネスモデルであるというお話は、たいへん説得力がありました。

小ケ内聡行会員（TKC九州会）

佐藤栄作会員（TKC千葉会）

　当日は、50名を超える税理士、公認会計士及び会計事務所職員が参加しました。参加者からは「これからの事務所経営を真剣に考える契機になった」等の感想をいただきました。

　TKC近畿京滋会では、会計事務所経営をテーマとした研修会開催を企画しております。関心のある方は、TKC近畿京滋会事務局までお問合せください。

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