掲載日:2018.08.02

会計事務所の業務品質向上

平成30年度「生涯研修開講式」を開催しました

「生涯研修開講式」風景

 平成30年7月5日にホテルモントレ大阪で、TKC会員・職員を対象に「生涯研修開講式」を開催しました。

 生涯研修は、税理士がその公共的使命を全うするために、専門家としての能力の維持・向上を図ること、ならびに事務所の総合力を高めるためにTKC会員に対して「継続研修」として年間54時間以上の研修を履修することを求めている研修制度です。

 研修会では、TKC近畿大阪会髙砂研修所長(税理士)が生涯研修、職員研修制度について説明したあと、基調講演としてTKC近畿大阪会野垣浩会長(税理士・公認会計士)が「TKCのビジネスモデルとは」と題してTKCビジネスモデルを取り囲む情勢変化と経営学的な構造について講演しました。続いて、特別講演として中央大学法科大学院佐藤信行教授が「Due Process of Law の担い手としての税理士の役割 租税正義の実現・書面添付制度を例に考える」と題して法の適正手続き、税理士の役割、書面添付制度の法的意義について講演しました。

 開講式は、TKC会員・職員71名が受講しました。受講者からは、「専門家(税理士)が適正な手続きに基づいて作成する書面添付書類の法的意義が理解できました。」「法の精神と国税通則法の変遷との関わり、それに基づく行政手続きのあり方と実務についての理解が深まりました。」等の感想がありました。

 TKC近畿大阪会では、会計人の事務所経営や専門能力向上のための生涯研修を継続して開催しています。ご興味のある税理士・会計士の方は、TKC近畿大阪会事務局までお問合せください。

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