書面添付シンポジウム2022を開催

　書面添付推進委員会・中小企業支援委員会共催で、11月7日（月）に、書面添付シンポジウム2022を開催しました。

　メイン会場をパレスホテル立川に、サテライト会場をジットプラザ甲府に置き、集合＋LIVE配信で研修会を開催しました。

　基調講演では、森俊彦氏（一般社団法人日本金融人材育成協会会長）から「地域金融の未来と書面添付」をテーマに講演いただきました。講演では、認定支援機関（金融機関、税理士等）が従来の「課題解決型伴走支援」から「課題設定型伴走支援」により「経営計画」を可視化することで、中小企業の経営者を支援する重要性を説明いただきました。

　課題設定型伴走支援のコンテンツとして①「改正電子帳簿保存法」「改正消費税法」への対応②質の高い「書面添付」の標準業務化③「経営助言力」の向上を挙げ、金融機関・経営者・書面添付実践事務所による価値共創を強く訴えられました。

　続いてのパネルディスカッションでは、機関、企業経営者、銀行、会計事務所の立場から、正しい決算書の信頼性を担保する「書面添付」について意見交換を行いました。

　参加者は総勢165名（金融機関80名、会員事務所85名）がメイン会場、サテライト会場、Webで参加しました。参加者からは、「経営者のパネルディカッションでの率直な意見が参考になり良かった」「書面添付の記載内容の充実を図っていきたい」などの意見がありました。講師の森俊彦氏から「関与先の笑顔の今一層の広がりに向け、共に前進して参りましょう。」との激励をいただきました。