令和7年11月10日(月)「TKC西東京山梨会システム委員会重要研修～クラウド移行から始める事務所改革研修～」を開催しました

　令和7年11月10日(月)、「TKC西東京山梨会システム委員会重要研修～クラウド移行から始める事務所改革研修～」を開催しました。

　システム委員会の企画によるこのセミナーはハイブリッド形式で行われ、会場には24名、Webには52名の会員・職員が参加しました。

　第一部では、TKCシステムのレベルアップ予定などの最新情報を、広くかつ迅速に会員事務所に提供することを目的に、TKC西東京山梨会システム委員会委員長の大谷蘭子会員がTKC全国会システム委員会の抜粋資料に基づき、TKCシステムに関する最新情報を分かりやすく解説しました。

　第二部では、TKC九州会の髙島聖也会員が「クラウド移行から始める事務所改革」と題して、以下のテーマについて講演しました。

1. クラウド移行の戦略的な進め方
2. クラウド移行後の巡回監査
3. クラウド後の付加価値業務

　髙島会員は、ご自身の事務所の経営戦略やノウハウを余すことなく、熱意を持ってお話しされました。

　アンケート結果では、以下のような前向きな反応が寄せられました。

1. クラウドの活用方法を見直し、より有効活用することで業務の効率化を図り、関与先の満足度を向上させたい。
2. 現在の監査の状況について考えさせられる時間でした。全関与先へのクラウド化に真剣に取り組まなければと感じました。
3. 巡回監査に付加価値をつけることなど、貴重な知見を共有いただけて参考になり、大きな刺激を受けました。
4. 全関与先のクラウド化と証憑保存機能設定を行い、月次巡回監査の時間を短縮して経営助言の時間を増やすことに、自分なりに少しずつ取り組んでいきたい。

　これらの意見から、全関与先へのクラウド推進とTKCシステムのさらなる徹底活用による業務の効率化と付加価値向上に向けた期待がうかがえました。また、システム委員会からの今後の情報提供への期待も多く寄せられました。