生涯研修スタートセミナーが開催されました

　TKC静岡会では、7月9日、生涯研修スタートセミナーをホテルアソシアにて、TKC会員・職員および金融機関をあわせて約300名が参加のもと開催しました。

　第1部では、TKC静岡会坂本孝司会長が講師を務め「TKC基本理念とTKC会計人」というテーマで、職業会計人が生き残るための3条件として「組織化」「社会の納得」「現代の業務への適応・新しい業務の開始」について講演しました。

　第2部では、浜松信用金庫常務理事平井正大氏が講師を務め「融資審査の仕組と決算書の信頼性」というテーマで、実態把握の重要性と正確な決算書の重要性、経営者の定性評価の重要性についてお話しいただきました。

　第3部では、大同生命保険(株)代表取締役社長工藤稔氏が講師を務め「源流への回帰～ともに歩む道～」というテーマで、大同生命のルーツと大同生命とTKC全国会との業務提携の歴史についてお話しいただきました。
　大同生命の創業に大きく関わった広岡浅子さんを主人公としたNHKの朝ドラ「あさが来た」も、9月28日よりスタートします。

　参加者からは、職業会計人が生き残るための3つの条件や金融機関が決算書の信頼性をどの様に考えているのかは、事務所経営を考えるうえで大変参考になったとの感想が数多く聞かれました。

　TKC静岡会では、会計事務所経営や専門能力向上のための研修を継続して開催し、所長税理士・公認会計士及び職員が日々研鑽を積んでおります。