掲載日:2016.06.14

会計事務所の業務品質向上

ニューメンバーズフォローセミナーを開催しました

ニューメンバーズフォローセミナー

 5月11日、近畿兵庫会研修室においてニューメンバーズ委員会主催で「ニューメンバーもできる“魂の企業防衛(※)”」をテーマに、吉川滋樹会員(税理士・近畿兵庫会企業防衛委員長)を講師に保険指導について講義をしました。

 研修会では、冒頭、全国会制作のDVDを視聴し、初代TKC全国会会長 飯塚毅氏が保険指導を「正当業務」と位置づけるまでの経緯について学びました。

 次に、吉川滋樹企業防衛委員長の講義では、保険指導による「企業防衛」には、①企業の永続的存続、②経営者の家族を守る、③従業員を守る、の3つ観点から“関与先を親身になって守る”という想いが重要であることを確認しました。

 では、「どうやって取り組むか」、最初に①関与先のリスクの洗い出しを行い、②そのリスクを担保するためどれくらいの保障が必要かを算出し、③これらを基に関与先とリスク情報を共有して保険指導にあたることが重要であることを学びました。

 ツールとしては、①関与先のリスク洗い出しでは、「9つ窓による補償内容確認シート」を使い、②保障額の算出には、「企業防衛DB」を使って標準保障額を見積もることが有効であると感じ学びました。

 また、保険指導にあたって、「みなさん、車の任意保険に入っていますよね。生命保険に入るのも企業防衛の観点から同じ意味合いですよ」というトークが紹介され、参加者がうなずく場面がありました。

 最後に、大同生命保険の片野田支社長から、契約者の資金繰りや保障内容の変更ニーズに応じて対応できる保険商品である「L⇔Rスイッチ」が紹介されました。

吉川滋樹企業防衛委員長

吉川滋樹企業防衛委員長

大同生命保険 片野田支社長

大同生命保険 片野田支社長

 参加された多くの会員から「関与先を守るためにも、企業防衛の必要性に加え、商品知識を習得する必要を感じた」等の感想がありました。

※企業防衛とは関与先企業ごとに標準保障額と呼ばれる必要な保障額を算定し、適正な生命保険への加入を指導し、関与先企業の経営者、家族、従業員をリスクから守り、経営者に安心して事業に専念いただくための活動です。

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