TKC近畿4地域会合同の書面添付フォーラム2016開催報告

　日時　：平成28年9月5日（月）　13：30～17：30
　場所　：リッツ・カールトン・ホテル大阪
　主催　：近畿京滋税務研修会・近畿大阪税務研修会・近畿税務研修会・兵庫税務研修会
　対象　：近畿地区税理士、公認会計士、および職員
　参加者：TKC会員、一般の税理士・公認会計士、職員、合計205名

第1部　特別講演
　大阪国税局より、課税第一部課税総括課課長補佐の河野憲吾氏を講師に「書面添付(※)提出状況と意見聴取制度の現状」と題して講演いただきました。

第2部　基調講演
　TKC南近畿副会長上田兵二会員（税理士）を講師に「自計化＋月次サービス。今こそ『決算書』の信頼性向上を図ろう！」と題して講演いただきました。

第3部　グループディスカッション
　2人の講演を受け、書面添付を如何に実践していくかをテーマに、28のグループに分かれて話し合い、グループからの発表では「税理士としての本質である書面添付は必要である」「関与先を守るためにも書面添付が必要である」「決算書の品質を守るためにも書面添付を実践すべし」等の感想が述べられました。

　TKC近畿兵庫会では、税理士業務に役立つ研修を開催しています。受講を希望される税理士、公認会計士の方は、TKC近畿兵庫会事務局までお問合せください。

※書面添付制度とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。