TKC九州会書面添付フォーラム2014が開催されました

　TKC九州会では、平成26年6月17日に「TKC九州会書面添付フォーラム2014」を開催しました。

　税理士法第33条の2に規定される書面添付が、国税当局をはじめ金融機関等からも高く評価される時代となっている現状を理解し、税理士の使命として書面添付を実践していくことを目的として開催されました。

　福岡国税局法人課税課課長補佐の木下朋来氏より、「書面添付実践状況と意見聴取制度の現状」ついてお話をいただいた後、TKC全国会の名誉顧問であるTKC千葉会の宮﨑健一会員（税理士）より「税理士法第1条と書面添付制度」と題しご講演いただきました。

　続いて、これから書面添付を具体的に実践するにあたっての不安な点・不明な点を払拭するために、参加者を3つのグループに分け、グループリーダ主導のもと書面添付の実践に関するグループディスカッションが行われました。グループディスカッションでは、「書面添付を実施するにあたって不安だった点を丁寧に回答してもらい自信がもてるようなった」、「他の事務所の書面添付に関する取り組みが聞けて参考になった」等の感想をいただきました。

　当フォーラムには、51事務所から90名のTKC九州会会員及び事務所職員が参加されました。受講者からは、これから書面添付を所内で推進する上で、非常に参考になったと好評でした。

　TKC九州会は積極的に書面添付を推進しております。書面添付の実践に対しての疑問やご質問がありましたら、TKC九州会にお気軽にお問合せください。