掲載日:2019.10.28

会計事務所の業務品質向上

TKC九州会福岡支部・福岡中央支部合同で書面添付シンポジウムを開催しました

書面添付シンポジウム

 令和元年10月9日に、TKPガーデンシティ天神において、書面添付シンポジウムを開催しました。

 このシンポジウムの目的は、行政機関、地域金融機関及び税理士が一同に会し、書面添付制度をご理解いただき、決算書の信頼性について考える機会とすることにあります。

 最初に、福岡国税局法人課税課課長補佐辻幸秀氏から、書面添付制度の趣旨及び意見聴取の在り方等について説明がありました。

濱田全国会書面添付推進委員長

濱田全国会書面添付推進委員長

 続いて、福岡財務支局 金融監督第二課課長 伊福昌尚氏から、「経営者保証に関するガイドライン」の更なる活用促進と、書面添付の活用などによる地域金融機関と税理士との連携の必要性について説明がありました。

 基調講演では、TKC全国会書面添付推進委員会の濱田秀文委員長から、「これからの中小企業金融における税理士と書面添付の役割について」と題して、書面添付制度の概要説明及び意見聴取等の現状報告がありました。

 またTKC会計人が提供する「記帳適時性証明書」や、「TKCモニタリング情報サービス」などによって、決算書の信頼性が識別可能なものとなり、中小企業、金融機関及び税理士との間の信頼関係が一層構築されるとのお話しがありました。

タイムテーブル
 14:00~14:05 オープニング
 14:05~14:25 福岡国税局講演
 14:25~14:35 福岡財務支局からのご挨拶
 14:35~16:15 基調講演
 16:30~17:00 金融機関からのご挨拶
 17:00~17:10 クロージング

【参加機関・団体の皆様】
 福岡国税局、福岡財務支局、福岡県信用保証協会、日本政策金融公庫、福岡銀行、飯塚信用金庫

 今回のシンポジウムにはTKC会員33名、金融機関等18名の参加がありました。

 参加者からは、書面添付制度やTKCモニタリング情報サービスを活用した、金融機関とTKC会員との更なる連携を望む声が多く聞かれました。

 TKC九州会では、今後も積極的に書面添付を推進していきます。書面添付についてご質問等がございましたら、TKC九州会事務局までお問合せください。

お問合せ先

TKC九州会事務局

〒810-0002
福岡県福岡市中央区西中洲12-33 大同生命福岡ビル8F

TEL: 092-781-9400  FAX: 092-781-3425

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