TKC四国会愛媛支部で日本政策金融公庫3支店（国民生活事業）向け事務所見学会を実施しました

　TKC四国会愛媛支部が平成28年4月13日（水）藤田正臣税理士事務所、4月20日（水）小島泰三税理士事務所、4月21日（木）税理士法人和田タックスブレインにてTKC会員事務所見学会を開催し、日本政策金融公庫新居浜支店5名、宇和島支店3名、松山支店（国民生活事業）5名に参加いただきました。

　藤田正臣税理士事務所では、所長の藤田正臣会員からTKC会員事務所業務の概要を説明し、システム専任講師の瀬尾氏から「TKCシステムを活用した巡回監査(※)の実務」について説明しました。

　小島泰三税理士事務所では、所長の小島泰三会員から事務所での事例を含め、初期指導チェックリストを活用した「監査の現場」について説明しました。

　税理士法人和田タックスブレインでは、代表社員である中西幹男会員から事務所組織と監査体制について説明し、システム専任講師の木下氏より「TKCシステムを軸とした巡回監査内容」について説明しました。

　参加者からは、予想以上に細かくボリュームのある仕事をされており、月次巡回監査で作成された決算書の信頼性が一層高まったことで、更なる連携が期待できるとの意見がありました。

　TKC四国会では、金融機関の見学会をご要望により開催しております。金融機関の方は、TKC四国会事務局までお問合せください。

※巡回監査
「巡回監査とは、関与先企業等を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、完全網羅性を確かめ、かつ指導することである。巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
　巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。」と定義しています。