事務所総合力強化のためのシステム研修と書面添付の書き方教室

　平成27年12月3日（木）TKC姫路SCGサービスセンター研修室にて事務所総合力強化のためのシステム研修と書面添付(※)の書き方教室を開催し、会員10名が参加しました。

【午前の部】事務所総合力強化のためのシステム研修（10:00～13:00）
　卜部会計事務所システム専任講師 中野徹氏を講師に、継続MASの研修を開催しました。研修では、ディスカッションを交えながら、和やかな雰囲気で行われました。
　講師からは、「今まさにTKC会計人は経営に役立つ巡回監査を求められています。『社長、この間お話しされていたアイデアは先月実施されましたか？』少しの勇気を持って経営者の行動に問いかけましょう。そして問いかけ続けることで経営者のPDCA（マネジメントサイクル）に寄り添い、業績管理を支援することがビジネスドクターとして私たちに求められている重要な役割なのです。継続MASはそのための必須ツールです。」と力強いメッセージがありました。

【午後の部】書面添付の書き方教室（14:00～17:00）
　犬賀善治会員を講師に、書面添付の書き方教室を開催しました。研修では、書面添付に取り組む意義をはじめ、作成の流れについて法人決算申告システム（TPS1000）を操作しながらの具体的な研修でした。
　講師からは、「ProFITの添付書面文例データベースには、『税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面』を作成する際に、参考となる文例が税目ごとに掲載されています。ぜひ活用してください。」とアドバイスもありました。

※書面添付制度とは、税理士法第33条の2（計算事項、審査事項等を記載した書面）を言い、税理士法第1条における独立した公正な立場において納税義務の適正な実現を図るという税理士の公共的使命を実務面で具現化した制度です。

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