（一部抜粋）

ー電帳法への対応とペーパーレス化の推進について詳しくお聞かせください。

髙橋　当社では、紙と電子を合わせて毎月1,000件ほどの請求書を受領します。電子帳簿保存法が改正され、2022年1月から電子で受け取った請求書等は、検索性や真実性を確保しつつ電子のまま保存することが義務化されました。
　最終的に2年間の宥恕(ゆうじょ)措置も設けられましたが、当社ではこの機会に「会計システムFX5クラウド」と連携する証憑保存クラウドサービス「インボイス・マネジャー」を導入し、電子で受け取った請求書をクラウド上で管理する仕組みを構築しました。さらに、紙の請求書もスキャンしてインボイス・マネジャー上で一元管理し、ペーパーレス化を推進しています。

ー具体的にはどの様な効果がありましたか。

髙橋　「FX5クラウドの会計伝票データ」と「インボイス・マネジャーの証憑データ」を紐付けして、会計伝票から証憑データをダイレクトに確認できますので、検索性が非常に向上しました。