新・判例解説Watch

刑事訴訟法

2011.01.21
刑事訴訟法 No.67
警察官等の証人尋問請求の却下が違法とされた事例
[東京高等裁判所平成22年1月26日判決(LEX/DB25463780)]
九州大学教授 田淵浩二
2010.10.01
刑事訴訟法 No.66
公判前整理手続等後の訴因変更の許否
[札幌高等裁判所平成22年8月31日判決(LEX/DB25463826)]
龍谷大学教授 福島 至
2010.08.24
刑事訴訟法 No.65
再審開始棄却決定を取り消し原審に差戻しがなされた事例(名張第7次特別抗告審決定)
[最高裁判所第三小法廷平成22年4月5日決定(LEX/DB25442052)]
龍谷大学准教授 斎藤司
2010.08.23
刑事訴訟法 No.64
任意同行後、強制採尿令状の執行まで取調室に留め置かれた事例
[東京高等裁判所平成21年7月1日判決(LEX/DB25462582)]
駒澤大学教授 松本英俊
2010.07.20
刑事訴訟法 No.63
原審の保釈請求却下決定を取り消して保釈を認めた事例
[名古屋高等裁判所平成18年3月31日決定(LEX/DB25462534)]
愛知大学准教授 緑 大輔
2010.07.14
刑事訴訟法 No.62
無罪判決確定後、当該刑事事件における、警察官の逮捕状請求および逮捕、検察官の取調べおよび公訴提起の国家賠償法上の各違法性が肯定され、警察官の取調べ、検察官の勾留請求および勾留状の執行については違法性が否定された事例
[名古屋地方裁判所平成22年2月5日判決(LEX/DB25442054)]
香川大学准教授 吉井 匡
2010.07.13
刑事訴訟法 No.61
アルツハイマー型認知症の影響により被告人が刑訴法314条1項の心神喪失の状態にあるとして公判手続を停止した事例
[佐賀地方裁判所平成21年10月16日決定(LEX/DB25460224)]
成城大学教授 指宿 信
2010.07.06
刑事訴訟法 No.60
間接事実の総合評価に関し、一定の外在的ルールを定めた事例
[最高裁判所第三小法廷平成22年4月27日判決(LEX/DB25442111)]
國學院大學教授 中川孝博
2010.06.22
刑事訴訟法 No.59
裁判員裁判において、DNA型鑑定等の情況証拠に基づいて殺人罪の成立を認めた事例
[静岡地方裁判所平成22年3月18日判決(LEX/DB25442091)]
近畿大学准教授 辻本典央
2010.05.10
刑事訴訟法 No.58
免訴判決を受けた場合の刑事補償の適否(横浜事件)
[横浜地方裁判所平成22年2月4日決定(LEX/DB25462561)]
山形大学准教授 高倉新喜
2010.05.06
刑事訴訟法 No.57
DNA型鑑定の証拠能力が否定された事例、起訴後取調べの違法が公判自白に影響しないとされた事例(足利事件再審無罪判決)
[宇都宮地方裁判所平成22年3月26日判決(LEX/DB25462920)]
九州大学教授 田淵浩二
2010.04.05
刑事訴訟法 No.56
強制わいせつ未遂事件における被害者供述の信用性を否定して無罪を言い渡した事例
[札幌高等裁判所平成21年10月22日判決(LEX/DB25441417)]
龍谷大学准教授 斎藤 司
2010.03.17
刑事訴訟法 No.55
犯人の一時的な海外渡航と公訴時効停止の効力
[最高裁判所第一小法廷平成21年10月20日決定(LEX/DB25441326)]
國學院大學教授 高内寿夫
2010.01.25
刑事訴訟法 No.54
被告人の検察官調書を取り調べなかった第一審の訴訟手続の適否
[最高裁判所第二小法廷平成21年10月16日判決(LEX/DB25441314)]
山形大学准教授 高倉新喜
2010.01.22
刑事訴訟法 No.53
業務上横領の事案につき自白の任意性は肯定されたが信用性は否定された事例
[金沢地方裁判所平成21年9月1日判決(LEX/DB25451546)]
熊本大学教授 稲田隆司
2010.01.22
刑事訴訟法 No.52
検察官がした刑事確定訴訟記録の閲覧申出一部不許可処分が取り消された例
[最高裁判所第二小法廷平成21年9月29日決定(LEX/DB25441257)]
龍谷大学教授 福島 至
2010.01.12
刑事訴訟法 No.51
捜査機関による被疑者・被告人と弁護人との接見内容の聴取・録取が、秘密交通権の侵害に該当すると判断された事例
[鹿児島地方裁判所平成20年3月24日判決(LEX/DB28141808)]
神奈川大学准教授 公文孝佳
2010.01.12
刑事訴訟法 No.50
宅配便業者が運送中の荷物に対し、捜査機関が荷送人・荷受人の承諾を得ず、かつ検証許可状によらずにエックス線を照射して内容物の射影を観察した行為を違法とした事例
[最高裁判所第三小法廷平成21年9月28日決定(LEX/DB25441230)]
愛知大学准教授 緑 大輔