ニュースリリース

eCA-DRIVERのレポーティング・パッケージが中国対応

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平成23年12月27日

 株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸/資本金:57億円)は、中堅・大企業向け連結会計システム「eCA-DRIVER」2012年1月提供版において、「レポーティング・パッケージ」(オプション)の中国対応を行います。

 「eCA-DRIVER」は2000(平成12)年に初版の提供を開始して以来、法制度改正への対応および連結決算業務の向上等を目的として毎年1~2回のレベルアップを重ね、現在、上場企業を中心に約400グループの中堅・大企業で利用されています。
 また、レポーティング・パッケージとは、連結会計業務において各子会社や関連会社の決算データを収集するための入力画面、帳票レイアウトおよびその仕組みのことです。

 eCA-DRIVERでは、すでに英語版のレポーティング・パッケージを提供していますが、昨今、アジア圏へ連結子会社を保有する中堅・大企業が増えており、当社システムを利用される企業においても「現地子会社の担当者にレポート入力させたい」という要望が高まっていることから、できるだけ低いコストで多言語化を実現するものです。
 これにより現地法人の担当者だけでも早期に正しいレポートが作成できるようになり、親会社においては早期の情報収集に加え連結子会社等での整合性チェックなど、連結決算業務の質およびスピードの向上が可能となります。

 利用形態としては、お客様の状況に応じて「クラウド(ASP)型」のほか「社内設置型(C/S型、スタンドアロン型)」でもご利用いただけます。
 今回の中国語に続き今後、タイ語やベトナム語などへの対応も予定しています。レポーティング・パッケージの価格は、「クラウド型」の場合で年間利用料が初年度12,000円(次年度以降9,600円)。

 昨今、上場企業を中心に中堅・大企業の経理部門においては、グローバルな事業展開への対応が求められる一方で、IFRSへのコンバージェンス対応等に伴うシステム改修費の増加が課題となっており、ランニングコストを抑制しながら相次ぐ法制度改正へ迅速・的確に対応できる連結会計システムへの期待が高まっています。

 TKCでは、クラウド(ASP)型の連結会計システムの国内導入実績No.1ベンダーとして、TKC全国会 中堅・大企業支援研究会(税理士・公認会計士約970名)とともに“経理部の味方“としてシステム開発およびサポート体制の一層の強化に努め、中堅・大企業の戦略的なグループ経営を支援してまいります。

「eCA-DRIVER」レポーティング・パッケージの多言語対応について

1.eCA-DRIVERのレポーティング・パッケージについて、英語以外の言語にも対応する「多言語化」をはかります。第一弾として中国語入力に対応し、その他の言語(タイ語やベトナム語など)についても順次拡充します。

2.中国語(簡体字)入力の対応
 eCA-DRIVER画面上の固定項目や整合性チェック等のメッセージなどが中国語で表示され、現地の連結子会社の担当者が中国語でレポーティング・パッケージを入力できます。

3.提供開始
 平成24年1月 

 連結会計システム「eCA-DRIVER」について

 TKC連結会計システム「eCA-DRIVER」は、中堅・大企業における連結経営の戦略的意思決定を支援します。なお、クラウド型(ASP)連結会計としては、国内導入実績No.1を誇っています(導入実績約400グループ)。

1.連結会計制度に準拠し、業務プロセスの標準化によって子会社からのデータ収集から連結財務諸表の作成まで連結決算業務の早期化・効率化を支援する、「中堅・大企業向け連結会計システム」です。

2.TKCデータセンターを拠点とする「クラウド(ASP)型」サービスのため、サーバなど余分な設備投資が不要で、運用・管理にかかる作業負担・コストを軽減できます。また、会計のバックアップデータをデータセンターで保管するため、万一に備えた事業継続性の確保も安心です。
(*)お客さまの状況に応じて、「クラウド型」のほか「C/S型」「スタンドアロン型」での利用も可能

3.常に最新の会計基準に完全準拠し、2年目以降は年間保守料のみで常に最新版のシステムをご利用いただけます。

4.会計・税務の実務に精通した全国の「TKC全国会中堅・大企業支援研究会」会員(税理士・公認会計士)が、システムの導入から運用までを支援します。

5.取締役会報告資料や独自の管理資料、監査資料を効率的に作成することができる「マネジメントレポート設計ツール」や、IFASへ低コストかつシンプルに対応できる“修正仕訳”自動生成ツール「IFRSチェンジャー」を、Excelのアドイン機能として提供しています。

6.TKC連結グループソリューション(*)により、連結グループの決算・申告業務の効率化を一気通貫で支援します。

【販売目標】
  平成29年までに、新たに400グループへの導入を目指す
 (*)末現在導入実績は、約400グループです。

【ご参考:TKCの中堅・大企業向けシステムについて】
 TKCでは、グループ企業における個別・連結決算と税務業務を支援すべく「TKC連結グループソリューション」(*)をご提供しています。
 (*)TKC連結グループソリューション
 連結納税システム「eConsoliTax」
 税効果会計システム「eTaxEffect」
 連結会計システム「eCA-DRIVER」
 統合型会計情報システム「FX4」 「FX5」
 法人電子申告システム「ASP1000R」

「TKC連結グループソリューション」の特長
1.TKCインターネット・サービスセンター(TISC)を拠点とする「クラウド型(ASP)」サービスにより、サーバなど余分な設備投資が不要で、運用・管理にかかる作業負担・コストを軽減できる。

2.法制度改正に伴うシステム改修・レベルアップは、原則、年間保守料の範囲で対応するため、常に最新版のシステムを利用できるとともに、計画的なコスト管理が可能。

3.システムの最適な導入と運用を支援するため、会計・税務の実務に精通した全国の「TKC全国会中堅・大企業支援研究会」(税理士・公認会計士/9月1日現在950名)の会員が、システムの導入から運用まで、きめ細かくサポート。

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200 FAX:03-3266-9161

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