ニュースリリース

複数事業・拠点を運営する公益法人のための会計システム「FX4クラウド(公益法人会計用)」提供開始

平成24年9月27日 

 株式会社TKC(代表取締役社長:角一幸/本社:栃木県宇都宮市)は、9月28日より「新公益法人会計基準」(平成20年4月11日制定)に完全準拠した公益法人向け会計システム「FX4クラウド(公益法人会計用)」の提供を開始します。

  本システムは、3000法人超で採用されている「公益法人会計データベース」「FX4(公益法人会計用)」に次いで、新たに開発した複数事業・拠点を運営する中・大規模法人向け会計システムです。
 国内で初めて、公益法人で必要性の高い「伺書業務」機能をライセンスフリーで提供いたします。これにより、何台のパソコンからでも伺書を無制限で入力でき、また入力された伺書の内容は自動的にインターネットバンキング用のデータに変換されるため、経理業務・支払業務が大幅に軽減できます。さらに、移行申請準備や移行後の法人運営に必要な機能である①損益予算管理、②内部管理用の収支予算管理、③配賦の自動実行処理を兼ね備え、これらは定期提出書類へ記載するための基礎資料としても活用できます。

 「FX4クラウド(公益法人会計用)」は、公益法人に必要な機能を完備したクラウド型の会計システムです。 

 いま公益法人は、新公益法人制度改革として平成25年11月30日までに移行申請書類を提出し、認定を受けて「公益社団・公益財団」法人となるか、認可を受けて「一般社団・一般財団」法人となる選択肢が想定されます。移行申請期限まで残り1年2か月となりましたが、認定・認可処分を受けた法人は全体の4割にも達しておらず、これから移行への取り組みが急務となってきます。
 また、TKC全国会公益法人経営研究会の調査によれば、半数以上の法人で移行後に「新法人の決算」「新法人の決算後の手続」に不安を感じているとの結果が出ており、移行後の経理体制の確立も喫緊の課題となっています。

 この点、「FX4クラウド(公益法人会計用)」は新公益法人会計や税務、新法人の運営実務に精通した専門家(税理士・公認会計士)のノウハウを生かし、新会計基準や税法への完全準拠はもとより、実務に沿った最適な業務フローを実現することにより、TKC全国会公益法人会計研究会とともに、公益法人の健全な法人運営を支援します。 

 TKCでは、クラウド型会計システムの国内導入実績No.1ベンダーとして、TKC全国会とともにシステム開発およびサポート体制の一層の強化に努め、「FX4クラウド(公益法人会計用)」を含むFX4クラウドシリーズ全体で、平成25年までに2500法人への導入を目指します。

「FX4クラウド(公益法人会計用)」について

1.システムの特長
(1)法令を厳正に遵守する経理体制をつくります。

 入力・参照できる事業や勘定科目、利用できるメニュー(業務)を担当者ごとに制限できます。加えて、誰がいつどのメニューを利用(参照・更新・出力)したか把握できるよう、操作ログの保存・確認機能を搭載し、法令を厳正に遵守する経理体制構築を支援します。

(2)伺書からインターネットバンキングによる支払いまでを自動化します。
 伺書の入力・承認機能を標準搭載しています。伺書の入力・承認機能は、基本システムの同時接続パソコン台数とは無関係に、無制限でご利用いただけます。複数人の事業担当者が、直接「事業費」等の支出伺書を入力できます。
 この伺書から、インターネットバンキング/ファームバンキング振込用のデータを自動作成します。また、支払い後には仕訳を自動計上するため、入力担当者の負担軽減を図れます。

(3)独自の収益事業等に対応した勘定科目を追加登録できます。
 公益法人会計基準(平成20年新基準)に準拠した勘定科目体系をベースに、勘定科目を追加登録できます。独自の収益事業等を実施し、勘定科目が多岐にわたる大規模法人で活用できます。

(4)適正な法人税と消費税の申告計算を実現します。
 グループ集計機能を利用し、収益事業等会計に含まれている法人税法上の非収益事業を他の公益目的事業会計と合算できます。また、非営利法人特有の課税区分である「特定収入」に対応しています

(5)給与計算や業務システムとのデータ連携が簡単です。
 他システムのファイル上の各項目と、仕訳上の各項目とを対応付けし、その内容に従って変換しながらファイルを読み込みます。入力担当者の負担軽減と、業務の効率化を図ります。 

2.クラウドサービスのメリット
 TKCのデータセンターの最大の特長は、災害に強い堅牢な建物や最高度の情報セキュリティ対策といったインフラ面に加え、当社社員が24時間365日サービスの稼働状況を監視するなど運用面でも万全のサービス体制をとっていることです。
 なお、今後の展開を見据え、昨年秋には世界標準の最新技術(VMware、Cisco UCS、NetApp)の組み合わせによりクラウド共通基盤を構築し直し、サービス体制の強化拡充を図りました。 

3.会計・税務の専門家によるサポート
 公益法人制度とその会計・税務に精通したTKC全国会公益法人経営研究会会員(税理士・公認会計士1200名)が、人の経理処理方法や管理目的に合わせてシステムの導入準備から導入・運用までをサポートするとともに、法令厳守の経理体制を支援します。 

4.価格および販売目標
 TKC会員事務所から法人への提供価格はオープン価格。※会計事務所からの提供となります。
 目標は、平成25年9月末までに100法人への導入を目指します。
 FX4クラウドシリーズ全体で、平成25年までに2500社への導入を目指します。

5.サービス提供開始日
 平成24年9月28日 

TKC全国会 公益法人経営研究会について

 TKC全国会公益法人経営研究会は、税理士および公認会計士1万名超が組織するTKC全国会に所属し、特に公益法人制度と会計・税務に精通したTKC会員1200名により構成されたグループで、全国で3000法人超の公益法人をご支援しています。 

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 経営管理本部 広報部
TEL:03-3266-9200 FAX:03-3266-9161