賃金台帳入力システム(TPS9100)

賃金台帳・報酬等明細入力システム(TPS9100)は、TKC戦略給与情報システム(PXシリーズ)やe21まいスター「あんしん給与」を利用していない関与先企業において、月次巡回監査等の実施時を利用して関与先企業の賃金台帳や源泉徴収簿等から給与等の支給実績を毎月入力・集計するシステムです。年末調整業務を行うにあたり、TPS9000の補助的なシステムとして利用できます。

事前入力により年末調整時の負担を軽減

月次巡回監査の時にTPS9100で給与支給実績等を入力しておくことにより、年末調整前に給与等の支給実績データの入力が完了し、年末調整時に集中する業務を分散できます。

顧問報酬実績の入力と支払調書の作成

給与等の支給実績に加えて、顧問報酬実績のデータも入力できます。毎月の顧問報酬の入力により、顧問報酬実績が蓄積され、「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」を自動作成できます。

不動産使用料等の実績の入力と支払調書の作成

給与等の支給実績に加えて、不動産使用料等の実績のデータも入力できます。毎月の不動産使用料等の入力により、不動産使用料等の実績が蓄積され、「不動産使用料等の支払調書」を自動作成できます。

源泉所得税の納付書への転記資料の作成

給与支給実績データや顧問報酬実績データに基づいて、毎月の所得税納付書の基礎資料となる「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納付書)」への転記資料を作成できます。

TPS9000への連動による年末調整の効率化

TPS9100で入力した給与等の支給実績データや社員情報のデータは、その年分のTPS9000に連動できるため、年末調整計算処理を効率よく行えます。
また、報酬実績データおよび不動産使用料等の支払実績をTPS9000に連動し、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」を作成できます。

マイナンバー制度への万全な対応

マイナンバーを取り扱う事業者には、社会保障・税番号制度に係る法令および「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」に定められた特定個人情報の安全管理措置が求められています。
TPS9100では、マイナンバーの暗号化、アクセス権限の設定、マイナンバーの入力専用画面、マイナンバーの印刷の制限などの機能を搭載しています。