2017.03.07
損害賠償請求事件
★「新・判例解説Watch」H29.5月上旬頃 解説記事の掲載を予定しています★
★「新・判例解説Watch」H29.5月上旬頃 解説記事の掲載を予定しています★
LEX/DB25544949/東京地方裁判所 平成28年12月26日 判決 (第一審)/平成27年(ワ)第13602号
サッカーの社会人リーグにおける試合中、原告が、相手チームに所属する被告bから左脛部を蹴られたことにより、左下腿脛骨骨折、左下腿腓骨骨折の傷害を負ったと主張し、被告b及び同人を指導監督すべき相手チームの代表者である被告cに対し、共同不法行為(民法719条1項前段)に基づき、損害賠償金支払を求めた事案において、被告bの上記行為は、社会的相当性の範囲を超える行為であり、違法性は阻却されないというべきであるとし、原告の請求額を減額したうえで、一部認容した事例。