2015.06.16
殺人被告事件(母親と共謀して父親を殺害 懲役4年)
LEX/DB25506270/水戸地方裁判所 平成27年 4月24日 判決 (第一審)/平成26年(わ)第466号
被告人及び被告人の母は、被告人の父から長年にわたり暴力を受けていたところ、母から父の殺害を提案されたため、一度は断ったものの、被告人の妹に手伝わせるなどと母から言われたことから、母と共謀の上、父である被害者(当時46歳)に対し、母が包丁で数回突き刺した後、予め準備していた手製の刃物で被害者の左大腿部を数回斬りつけ、さらに頭頂部を1回斬りつけるなどして、殺害した事案において、懲役4年を言い渡した事例(裁判員裁判)。