2015.06.02
殺人,殺人未遂,現住建造物等放火被告事件(兵庫県 加古川 7人殺害 死刑確定)
LEX/DB25447264/最高裁判所第二小法廷 平成27年5月25日 判決 (上告審)/平成25年(あ)第729号
被告人が、自宅の東西に隣接する2軒の家屋内等において、親族を含む隣人ら8名を、順次、骨すき包丁で突き刺すなどして、7名を殺害し、1名に重傷を負わせた後、母親が現住する自宅にガソリン等をまいて放火し、全焼させた事案の上告審において、被告人の事理弁識能力及び行動制御能力が著しく低下していたとまでは認められないとする原判決は、経験則等に照らして合理的なものといえ、事実誤認があるとは認められないとし、また、量刑についても、原判決が維持した第1審判決の死刑の科刑は、是認せざるを得ないとし、上告を棄却した事例。




















