2014.05.27
LEX/DB25503308/最高裁判所第一小法廷 平成26年3月6日 決定 (上告審)/平成25年(オ)第1663号等
広島県立高校の教諭であった上告人兼申立人(一審原告、控訴人)が、3年間にわたり、可部高校の校長及び教頭であった被上告人兼相手方(一審被告)らから、嫌がらせや暴行を受け、心因反応・抑うつ状態を発症し、広島県教育委員会も、嫌がらせを防止する措置をとらなかったため、精神疾患が悪化したなどとして、同人らに対し共同不法行為(民法719条、民法709条)に基づき、被上告人兼相手方(一審被告)県に対し国家賠償法1条1項に基づき、損害金等の支払いを求め、第一審が県に対する請求を一部認容したが、第二審が県の敗訴部分を取り消した事案において、上告を棄却し、上告審として受理しないことを決定した事例。




















