2013.10.08
殺人被告事件
LEX/DB25501472 / 東京高等裁判所 平成25年 7月11日 判決 (控訴審) / 平成24年(う)第2246号
アルコール症センター内で、同じ入院患者である被害者を刺し殺したという事案の控訴審で、被告人は犯行当時、妄想型統合失調症のために責任能力が著しく減退していたものの、責任無能力状態であったとまではいえず、限定責任能力状態であったとした原審の判断は妥当であるとして、被告人側の控訴を棄却した事例。