2013.09.10
殺人、死体損壊、死体遺棄、器物損壊、暴行、脅迫、建造物損壊被告事件
LEX/DB25501516 / さいたま地方裁判所 平成25年 7月 5日 判決 (第一審) / 平成24年(わ)第1789号等
自己中心的で身勝手な動機から被害者殺害を決意し、その方法等を入念に検討し、凶器や殺害後の解体道具等を準備し、言葉巧みに被害者を自宅内に招き入れて無防備な状態にした上、その後頭部をハンマーで複数回強打し、被害者が息絶えると、その犯行発覚を免れるなどのために、被害者の遺体を解体した上、その胴体部分を実母方敷地内の土中に埋め、その他の遺体部分も細かく粉砕し分散して捨てるなどしており、計画的で強固な殺意に基づいた残虐かつ残忍で悪質な犯行というほかないとして、被告人を懲役22年に処した事例(裁判員裁判)。