2020.03.10
商標権侵害差止等請求本訴事件、虚偽事実告知・流布行為差止請求反訴事件
LEX/DB25564738/東京地方裁判所 令和 2年 1月29日 判決 (第一審)/平成30年(ワ)第11046号 等
「守半」の文字からなる本件商標についての商標権を有する原告が、被告に対して、被告において「守半」の文字を含む被告各標章を使用する行為は、本件商標に類似する標章を本件商標権の指定商品又はそれに類似する商品若しくは役務に使用する行為であり、商標法37条1項1号により本件商標権を侵害する行為とみなされると主張して、〔1〕被告各標章の使用の差止めを求め、〔2〕被告の容器包装・パンフレットの廃棄を求め、〔3〕対象期間を平成20年4月8日から本訴事件が提起された平成30年4月7日までの10年間として、商標権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき、損害賠償金の支払等を求めた事案(本訴事件)、また、被告が、原告に対して、原告においてそのウェブページ上で「守半」の標章に関して本件表示を行うことは競争関係にある被告の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為として不正競争防止法2条1項21号の不正競争に該当し、その侵害の停止又は予防に必要であるとして、本件表示に係る事実及び事実の告知の差止めを求めた事案(反訴事件)において、原告の本訴請求及び被告の反訴請求を、いずれも棄却した事例。




















