ニュースリリース

TKCが「インボイス・マネジャー」を利用して300件超のペポルインボイスの送信を実施-ペポルインボイスの本格的な普及に向けて進行中-

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2023年8月2日

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、国際標準仕様である「Peppol(ペポル)」をベースにしたデジタルインボイス(ペポルインボイス)の送受信を可能にする製品として昨年、クラウド型システム「インボイス・マネジャー」の提供を開始しました。今年7月末時点で、約500社を超える企業がこれを導入しています。
TKCでは、すでにこのうち50社超の企業と「Open Peppol(オープンペポル/本部:ベルギー)」が運営するPeppolネットワークを経由したペポルインボイスの送受信を実施しています。当社がペポルインボイスを送信した件数は、今年7月までの6カ月間で300件を超えました。
TKCは、全国に先駆けてペポルインボイスの本格的な活用に向けた準備を進めています。今年10月から開始されるインボイス制度を見据えて、自ら実践することにより蓄積した経理業務のデジタル化のノウハウを、「インボイス・マネジャー」のユーザー企業に今後提供していく予定です。

ペポルインボイスとは

ペポルネットワークで送受信する電子インボイスを「ペポルインボイス」といいます。
PDF等の電子インボイスと異なり、ペポルインボイスには、発行者名、品名、取引金額といったインボイスの記載事項が、コンピュータが読込可能な形式でセットされており、受信したシステムでその内容を正確に読み込めます。このため、受信したペポルインボイスから仕訳を容易かつ正確に生成可能で、経理業務の効率化が図れます。
なお、当社は2022年8月19日に、日本におけるペポルの管理局であるデジタル庁、およびOpen Peppolから、ペポルサービスプロバイダーに認定されています。


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ご参考

「インボイス・マネジャー」について

「インボイス・マネジャー」は、電子帳簿保存法に定める電子取引データの保存、およびスキャナ保存制度の要件に対応したクラウド型のストレージサービスです。「電子帳簿保存法に対応した形式で保存・検索ができる」「専用データセンターで安全に管理」などの特長があります。
また、2022年12月にペポルインボイスの送受信サービスがリリースされたことを受けて、新たにクラウド型の請求書送受信サービスの機能を搭載しました。 販売管理システムから出力した売上データを変換して、得意先にペポルインボイスを送信することができ、得意先から受信したペポルインボイスの閲覧、保管及びデータ活用が行えるといった特長があります。

▼製品ページはこちら

https://www.tkc.jp/consolidate/invoicemanager/

「インボイス・マネジャー」のペポルインボイス送受信機能

電子帳簿保存法に定める電子取引データの保存、およびスキャナ保存制度の要件に対応した「インボイス・マネジャー」には、販売管理システムから出力した売上データを変換して、得意先にペポルインボイスを送信できる機能があります。
また、受信したペポルインボイスの内容を、TKCが独自に定義した請求書のイメージで確認することができます。
なお、ペポルインボイス送受信機能の利用にあたってはPeppolアクセスポイントの利用申請を行う必要があります。

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200

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