ニュースリリース

TKCがNEC社の請求書をデジタルインボイス(PEPPOL)で受領 会計や証憑保管などをデジタルで完結させることで業務を効率化―デジタルインボイスの送受信に関する知見を活用し、顧客のDX推進を支援―

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2025年8月26日

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:飯塚真規)は、令和7年7月3日に日本電気株式会社(本社:東京都港区芝/取締役代表執行役社長:森田隆之、以下「NEC」)との取引をデジタル庁がデジタルインボイスのデファクトスタンダードとしているPEPPOLで実施したことをお知らせします。
デジタルインボイス(PEPPOL)の活用により受領側のTKCは、承認プロセスから会計処理、金融機関等への振り込み、証憑書類保管までをシームレスに行うことができ、業務効率化につながりました。

株式会社TKC × 日本電気株式会社

TKCでは、顧客であるTKC会員事務所(税理士・公認会計士)および中堅・大企業に発行する請求書を、インボイス制度開始の令和5年10月以降、原則デジタルインボイス(PEPPOL)で発行しています。また、令和7年6月には国税庁殿への請求も政府調達システム(GEPs)を通じて、デジタルインボイス(PEPPOL)で実施しています。これらの発行数は月間で9,000件を超えています。

一方、TKCでは請求書をデジタルインボイス(PEPPOL)で受領することにも積極的に取り組んでいます。このたび取引先であるNECと連携し、NECからの請求書をデジタルインボイス(PEPPOL)で受領したのは、その一環です。
今回得た知見を活かし、さらに多くの取引先から請求書をデジタルインボイス(PEPPOL)で送信してもらえるよう働きかけてまいります。併せてデジタルインボイス(PEPPOL)の利活用によるお客さまの業務改善に貢献してまいります。

ご参考

デジタルインボイス(PEPPOL)とは

詳しくはこちらをご覧ください。https://www.tkc.jp/lp/peppol/#overview

「デジタル文書の送受信機能」を強化するTKCシステム

  • 財務会計システム「FXクラウドシリーズ」(販売管理機能)
  • 販売管理システム「SXシリーズ」
  • 電子取引データ保存サービス「インボイス・マネジャー」

「FXクラウドシリーズ」について

2020年9月から提供が始まった財務会計システム「FXクラウドシリーズ」は、導入企業数を着実に増やしていく中で、機能強化を継続的に行ってきました。22年10月に追加された「販売管理機能」に加え、23年12月には「給与計算機能」が搭載されました。①財務会計②販売管理③給与計算の三つの機能がクラウドシステム上で一元的に管理できることで、経理事務の効率化はさらに進みます。

製品ページはこちら:https://www.tkc.jp/fx/

「インボイス・マネジャー」について

「インボイス・マネジャー」は、電子帳簿保存法に定める電子取引データの保存、およびスキャナ保存制度の要件に対応したクラウド型のストレージサービスです。「電子帳簿保存法に対応した形式で保存・検索ができる」「専用データセンターで安全に管理」などの特長があります。
また、2022年12月にデジタルインボイス(PEPPOL)の送受信サービスがリリースされ、新たな機能としてクラウド型の請求書送受信サービスが加わりました。販売管理システムから出力した売上データを変換して、得意先にデジタルインボイス(PEPPOL)を送信することができ、得意先から受信したデジタルインボイス(PEPPOL)の閲覧、保管及びデータ活用が行えるといった特長があります。

製品ページはこちら:https://www.tkc.jp/consolidate/invoicemanager/

以上

当リリースに関するお問い合わせ先
株式会社TKC 東京本社 広報部
TEL:03-3266-9200

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