2013.10.01
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反(変更後の訴因組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反、銃砲刀剣類所持等取締法違反)、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件
LEX/DB25501612 / さいたま地方裁判所 平成25年 7月18日 判決 (第一審) / 平成22年(わ)第343号等
山口組の直参組員であるとともに、二次団体の首領である被告人が、その傘下組織の構成員が殺害されたことから、報復して二次団体の威信を保つため、配下の暴力団構成員らと共謀の上、二次団体の活動として組織により、対立する暴力団組織に構成員に対しけん銃2丁を発射して殺害し、その際、同けん銃2丁とこれに適合する実包と共に所持したという組織的犯罪処罰法の加重殺人、銃刀法の組織的なけん銃発射及びけん銃の加重所持の事案において、被告人を無期懲役及び罰金3000万円に処した事例(裁判員裁判)。