2021年10月号Vol.124

【巻末情報】 フェア開催報告・DXで全国から注目集める

 「TASKクラウドフェア2021オンライン」(7月26日~8月31日)が、無事に閉幕しました。
 オンラインでの開催に加え、注目の「行政デジタル化」が主要テーマだったこともあり、本フェアに初めて参加される方を含め、全国39都道府県から500名を超える自治体職員の皆さまにお集まりいただきました。
 イベントでは、TKCのソリューションをご紹介したほか、外部講師をお招きして行政デジタル化や公会計の活用に関する特別講演を実施しました。8月7日には船橋市様、つくば市様、五霞町様の担当者にご登壇いただき、トークセッション(ライブ配信)を開催。「デジタル変革の大波をともに乗り越えよう!」というタイトルのとおり、現状や今後の展望などについて熱く語っていただきました。

注目度が高かった窓口業務改革

推進担当者による「トークセッション」は60名を超えるライブ視聴があった(写真右は配信準備の様子)

 来場者の注目を最も集めたのは、やはり行政手続きのオンライン化と窓口サービスのデジタル化です。
 視聴結果を見ると、大阪市様の特別講演のほか、堺市様と鶴ヶ島市様のオンライン視察による事例紹介が数多く視聴されたことが分かります。これに伴い、TKCシステム(スマート申請システムやかんたん窓口システム)も注目され、中には一つの団体で50回以上もデモを視聴されたケースもありました。こうしたことからも、全国の自治体においてオンライン化・デジタル化への取り組みが一段と加速している様子が伺えます。
 また、イベントでは調査・研究中のシステム・サービスの成果報告も行いました。今回、ご紹介したのは「次世代システムの処理・判定自動化」と「バーチャル窓口(遠隔窓口)・セルフ窓口」の二つです。特に、窓口サービスの未来像を示した後者テーマへの関心度が高く、多くの意見が寄せられたほか、「実証事業をやる場合は、ぜひ参加したい」という声もいただきました。
 初のオンライン開催ということで不慣れな点も多々あったと思いますが、TKCでは今後もさまざまな取り組みを通じて、より一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現をご支援してまいります。

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